格安SIMへ乗り換えるタイミングは?ポイントも解説!

格安SIMへ乗り換えるのによいタイミングがあるのをご存知でしょうか?「格安SIMにかえたいけれども、いつにしようか悩んでいる」という方は必見です。本記事では、乗り換えのタイミングや費用、方法について徹底解説。乗り換えにおすすめのタイミングを理解して、お得に乗り換えましょう!
目次
格安SIMへ乗り換えるおすすめのタイミングBEST3
格安SIMへの乗り換えは、タイミングも重要なポイントです。おすすめのタイミングについてご紹介します。
月末
大手キャリアでは、ほとんどの場合日割り計算はありません。月初めに解約しても、1か月分の支払いは発生するため、解約するのであれば月の後半に解約した方がお得。しかし、月末スレスレでの解約は手続きに時間がかかる場合もあるため要注意です。少し余裕をもって解約しましょう。
キャリアの割引プログラム終了時
大手キャリアでは、プログラムに加入して条件を満たすことで、端末の分割支払い金の一部が免除になります。このような割引プログラムを活用している人もいるでしょう。このプログラムの最低利用期間が終わるタイミングでの解約もおすすめです。
ドコモ | 36回分割払いで購入した機種を返却すると、翌々月請求分以降の分割支払金(最大12回分)またはその相当額の支払いが不要 |
au | プログラムで購入した機種を、25ヶ月目に返却すると、残りの支払いが不要 |
ソフトバンク | 48回分割払いで購入した対象機種を、25か月目以降に特典利用/機種の返却で最大24回分の支払いが不要 |
プログラムの大まかな内容は、対象となっている機種を分割払いで購入し、規定の時期に返却すると、残りの支払いが不要となるものです。利用する際には、購入時にプログラム対象機種かを確認するようにしましょう。
格安SIMのキャンペーン中
乗り換え先の格安SIMで、お得なキャンペーンを開催しているタイミングもおすすめです。格安SIMでは定期的にキャンペーンを行っているため、乗り換えたいと考えているのであれば、チェックしておくとよいでしょう。気になる格安SIMの動向をチェックし、キャンペーンが行われているタイミングで乗り換えるのが理想です。
格安SIMとは?メリットデメリットもわかりやすく解説
MVNOとは?通信速度・選び方などわかりやすく解説!
格安SIMに乗り換えるタイミングのポイント
- 解約・違約金は原則廃止されたので、契約期間はあまり気にしなくて問題ない
- 9・10月は各社の動向を注視するのがおすすめ
格安SIMに乗り換えるタイミングについて、知っておきたいポイントをご紹介します。
解約・違約金は原則廃止されたので、契約期間はあまり気にしなくて問題ない
これまでキャリアでは、「2年縛り」などの定期契約が一般的でした。1年契約、2年契約などによって料金プランが異なり、契約満了前に解約すると解約金が発生していました。しかし現在では、法改正によって解約金が原則廃止されています。
ドコモ | ・定期契約の料金プラン解約時に設定している「解約金」の廃止 ・定期契約プランの契約満了月まで、解約金が留保される「解約金留保」の廃止 |
au | 契約期間を定めた割引サービス・料金プランの契約解除料を廃止 |
ソフトバンク | 契約更新月以外の解約でも契約解除料は免除 |
上記のキャリアでも、契約期間を定めた解約金や解約金留保などが廃止されています。これにより、自分の好きなタイミングでの乗り換えがしやすくなりました。
9・10月は各社の動向を注視するのがおすすめ
9・10月はiPhoneの新作が発表されるタイミングです。これに合わせて、携帯電話会社でも乗り換えキャンペーンが実施されることが多くなっています。
このキャンペーンは、iPhoneを愛用している人が新作に乗り換えるきっかけにもなり、携帯電話の価格変動が起こりやすくなります。また、この時期を超えると、前のモデルなどの端末が安くなることもあります。
そのため、9・10月はどのような端末が発売されたのか、料金はどうなっているのかをチェックしましょう。その後、タイミングを見て乗り換えるのがおすすめです。
格安SIMに乗り換える際の費用
格安SIMに乗り換える際の費用もチェックしておきましょう。以下、主な費用をご紹介します。
解約・違約金 | 原則無料 |
MNP転出手数料 | 原則無料 |
SIMロック解除手数料 | 最大3,300円 |
スマホ端末代 | (分割払い等の場合)機種代の残金 |
新規契約の登録事務手数料 | 3,000円程度 |
SIMカード準備料 | 400円程度 |
上記は、格安SIMに乗り換える際の主な費用です。乗り換え元のキャリアや格安SIMによって料金は異なりますが、解約・違約金、MNP転出手数料は原則無料です。
SIMロックの解除が必要な場合には、解除手数料がかかることがあります。しかし、ウェブサイト上で手続きをすれば、無料で行うことも可能です。新規契約の登録事務手数料やSIMカード準備料は携帯電話会社によって多少異なるため、契約前によく確認しましょう。
格安SIMへの乗り換え方法
格安SIMへの乗り換えは、大きくは以下の流れで行います。
- インターネット・店頭のどちらで契約するか決める
- 格安SIMのみかスマホをセットで購入するか決める
- プランやオプション・サービスなどを選択する
- 格安SIMの契約に必要なものを提出し申し込みする
- SIMカードをスマホに挿入し設定を行う
格安SIMは、インターネットで自宅から手軽に申し込みができます。忙しい人も店頭に出向く必要はありません。しかし、初めて格安SIMを利用する、やり方が不安という人は、店頭に出向き、説明を受けながら進めていくのもよいでしょう。
また、これまで使用していたスマホをそのまま使いたい場合は、SIMロックの状態も確認しましょう。SIMロックがかかっている場合は、解除作業が必要です。
乗り換えと一緒に端末をセットで契約する場合は、SIMロックや動作などの確認が省けます。お得なセットなどもあるためよく確認すると良いでしょう。
格安SIMには、音声通話付きSIMや、データ通信専用SIMなどがあり、それぞれ月額料金も変わります。必要なプランやオプションを選び、契約を進めましょう。契約についての詳しい流れは、下記の記事をご覧ください。
格安SIM・スマホの契約方法(乗り換え手順)を解説!
SIMフリー(ロック解除)のやり方を解説!
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格安SIMへ乗り換える際の注意点

格安SIMに乗り換える際には、MNP予約番号の有効期限や、キャリアメールが引き継げないなどの注意点があります。それぞれについて詳しくご紹介します。
MNP予約番号には有効期限がある
MNPとは、今まで利用していた電話番号を引き継ぐためのサービスです。乗り換える際に、MNPの予約番号を発行してもらいますが、有効期限の多くは取得日を含めて15日以内です。
また、新規契約先(転入先)の事業者が、有効期限の残日数を指定している場合もあります。予約番号が発行されたら、なるべく早く切り替えを行いましょう。
モバイル回線が使えなくなる期間がある
電話番号の引継ぎ処理(開通作業)を行う間は、データ通信を行うことができません。事業者や手続きのタイミングによって、不通となる期間が異なるため注意しましょう。自分で開通作業を行う場合には、受付時間に余裕をもって行うことをおすすめします。
また、不通の間でもWi-Fiなどが使える環境を整えておくと安心です。
キャリアメールは引き継げない
ほとんどの格安SIMでは、MNPによって電話番号を引き継ぐことはできるものの、大手キャリアが提供しているキャリアメールを引き継ぐことはできません。最近ではSNSなどを利用して連絡を取る人も多いですが、これまでキャリアメールを主に使っていた場合は要注意です。
また、キャリアメールが引継げる格安SIMもありますが、引継ぎできるかどうかはキャリアによって異なるため、それぞれの公式サイトで確認するようにしましょう。
窓口対応がない場合が多い
格安SIMの中には、インターネットのみで実店舗がない場合も多くあります。直接店舗に出向いて説明を受けたい、端末の設定など行ってもらいたい、という人は少し不便に感じるかもしれません。
しかし、電話やチャットなどのサポート体制が充実していることが多くあります。窓口がなくても、サポートをしっかりしてもらえる格安SIMを選ぶとよいでしょう。
クレジットカード決済のみの場合が多い
格安SIMでは、毎月の支払いはクレジットカード決済のみの場合が多いです。クレジットカードを持っていない人は不便に感じることもあるでしょう。
しかし、格安SIMの中には、口座振替に対応しているものもあります。クレジットカードがない、使いたくない、という人は、口座振替に対応している通信事業者を選びましょう。ただし、口座振替になると手続きに手間がかかったり、別途手数料が必要となったりすることもあります。
格安SIMの乗り換えについてよくある質問
格安SIMに乗り換える際に、よくある質問についてお答えします。
Q. 契約更新月はどこで確認できる?
A. 各キャリア公式サイトの契約内容などから確認できる
大手キャリアでは、契約内容などから契約更新月を確認することができます。
ドコモ | My Docomoの「契約内容・手続き」>「その他」 >「ご契約内容の確認・変更」>2ページ目「ご契約プラン」 |
au | My au TOPの「スマートフォン・携帯電話」 >「ご契約内容/手続き」>「ご契約情報」 |
ソフトバンク | My Softbankの「基本プラン」 |
Q. スマホの乗り換え手続き中にモバイル回線が使えなくなるタイミングはある?
A. 開通処理のタイミング
MNPでモバイル回線が使えなくなるタイミングは、事業者を乗り換える際の開通処理を行っている時間です。手元に新しいSIMカードや端末が届き、開通手続きを開始するタイミングで回線が使えなくなります。手続きが完了すると、新しい格安SIMのプランで使えるようになります。MNP予約番号を発行すると使えなくなると誤解されがちですが、開通手続きを始めるまでは、いつも通りスマホを使うことができます。
Q. 格安SIMに乗り換えるメリットは?
A. 月々の基本料金を抑えられる
格安SIMの最大のメリットは、月々支払っている基本料金を安くできることです。また、格安SIMならではのプランなど、自分のライフスタイルに合ったプランを選ぶことで、さらにお得に利用することができます。
Q. 格安SIMに乗り換えるデメリットは?
A. 通信速度が不安定になる場合がある
格安SIMは、大手キャリアから借りた通信回線を利用者で分け合う仕組みのため、回線が混雑すると通信速度が低下して不安定になることがあります。利用者が多く、回線が混雑する時間帯などを考慮して利用しましょう。
Q. 格安SIMを選ぶ際のポイントは?
A. 回線の種類、基本料金、自分に合ったプランやオプションを選ぶこと
格安SIMは、大手キャリアから借りた通信回線を使っています。ドコモ・au・ソフトバンクなど大手キャリアの、どの回線に対応しているかを確認しましょう。格安SIMの最大のメリットともいえる基本料金の安さも、もちろん大きなポイント。その他、自分に合うプランがあるか、サポートが充実しているかも確認しておくとよいでしょう。
お得なタイミングを押さえて、格安SIMに乗り換えましょう
スマホをお得に利用したいという人は、格安SIMへの乗り換えを検討してみるとよいでしょう。乗り換えの際は、月末や割引プログラム終了時、格安SIMのキャンペーン中など、お得に乗り換えられるタイミングをチェックしておくことが大切です。費用、注意点などを知っておき、安心して格安SIMに乗り換えましょう。
NUROモバイルは、格安で使える携帯電話会社の中でも、月額330円から利用可能な「使い方に合わせて選べる料金プラン」やデータ繰越やパケットギフトなどで「ムダなくデータ容量をやりくりできるサービス」が特徴です。
契約プランによっては、下記サービスが利用できます。
- 対象SNSサービスを利用時にデータ容量を消費しない「バリューデータフリー」
- LINE・X(旧:Twitter)・Instagram・TikTokの対象サービスを利用時にデータ容量を消費しない「NEOデータフリー」
- 契約プランに応じて3か月ごとにデータ容量を追加で受け取れる「Gigaプラス」
ストレスフリーな速さでコスパもいい!「NEOプラン」とは?
5GBで990円!「バリュープラス」とは?
※記事上に掲載しているサービス名、製品名などは一般に各社の商標または登録商標です。説明の便宜のためにその商品名、団体名などを記載する場合がありますが、それらの商標権の侵害を行う意志、目的はありません。
2016年10月5日
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