キャリアからMVNOにおトクに乗り換える手順や注意点を解説
普段のスマホの使い方によっては、月々の通信費を今よりグッと抑えられる、MVNO。
今回の記事では、ドコモ/au/ソフトバンクの各種キャリアで契約をしている方が、MVNOへ乗り換える際の流れと注意点をまとめてみました。
乗り換えは順を追って手続きするだけなので、簡単です!
ただ、キャリアからMVNOに乗り換えるには注意点があります。
MVNOへの乗り換えを検討している人はぜひ参考にしてください。
目次
キャリアからMVNOに乗り換える方法と注意点
ほとんどのMVNOでは、データ通信だけでなく、電話番号で通話できるタイプのプランが用意されています。
電話番号は今使っているものをそのままに乗り換える、いわゆる「MNP(番号ポータビリティ)」に対応しています。
ドコモ・au・ソフトバンク、いずれのキャリアであっても、MNPでMVNOへ乗り換える際の手続き方法はほぼ同じです。
- 契約しているキャリアの窓口・電話・公式サイトで転出を伝え、MNP予約番号を受け取る
- MNP予約番号の期限内に、MVNOで契約する
- MVNOで契約後、配送または受け取ったSIMカードをスマートフォンに挿して設定する
注意点としては、MNPが適用された(MNPの転出・転入が完了)段階でそれまでのキャリアとの契約が自動的に解除となるため、MVNOからSIMカードが発送されてくるまでに数日要する場合、その間ネットや電話といった通信が出来なくなることです。
ただMVNOのNUROモバイルは、申し込みの本人確認が14 時までに完了した場合、最短で当日にSIMカードが発送されるので、電話や通信が不通になる期間を最小限に抑えられます。
そのため、「MNPが適用されるまでの一定期間は、LINEや電話等がつながらなくなる」といった連絡をする必要はなくなるでしょう。
また、スマートフォンは通信ができなくなってもWi-FIにはつながります。不通になる期間があったとしても、例えば自宅の他に、会社や学校、カフェ等のWi-Fi環境が使えるスポットを調べておくと安心できます。
なおNUROモバイルは、即日MNPも可能です。
即日MNPとは、新しいSIMカードが自宅に届いた後に回線を切り替える方法です。この方法によって、通信が出来ない期間をなるべく作らずにMVNOに切り替えられます。
MNPの手続きには、予約番号の有効期限が必要です。何日必要なのかMVNOの公式サイトを事前に確認し、MNP予約番号を取得した後は、なるべく早く手続きを済ませましょう。
キャリアからMVNOに乗り換える際に必要なもの
キャリアからMVNOに乗り換える際は、以下のものが必要です。
- 本人確認書類(運転免許証・パスポート等)
- メールアドレス
- MNP予約番号
- 契約者名義のクレジットカード
本人確認書類は、現住所等が一致しているかの確認のために必要になります。もし、記載内容が異なる場合は、保険証等の補助書類の提出が求められる場合があります。
また、契約時にメールアドレスを記載しなければなりません。MNPの手続きの前に、GmailやYahoo!メール等の、フリーメールのアドレスを作成しておきましょう。
ちなみに、MVNOの支払いはクレジットカードの請求のみの場合が多いです。NUROモバイルもクレジットカードで月々の支払いを行います。
キャリアからMVNOに乗り換える流れは、以下の通りです。
ドコモ
- こちらのページで解約のお手続き方法を確認します。
- ドコモショップ、インフォメーションセンター、公式ウェブサイトのいずれかで、MNP予約番号の発行手続きを行います。受付時間や電話番号等の情報はこちらのページで確認できます。
- MNP予約番号の有効期限である15日以内に、MVNOを契約する。NUROモバイルのサービスを契約する場合は有効期限を10日以上残して、申し込んでください。
発信する端末 | MNP予約用の電話番号 |
---|---|
ドコモの携帯 | 151 |
一般電話 | 0120-800-000 |
au
- こちらのページで解約のお手続き方法を確認します。
- 電話、EZweb(携帯版)、auショップ窓口のいずれかで、MNP予約番号の発行手続きを行う。受付時間や電話番号等の情報はこちらのページにて確認できます。
- MNP予約番号の有効期限である15日以内に、MVNOを契約する。NUROモバイルのサービスを契約する場合は有効期限を10日以上残して、申し込んでください。
発信する端末 | MNP予約用の電話番号 |
---|---|
共通 | 0077-75470 |
ソフトバンク
- こちらのページで解約のお手続き方法を確認します。
- 電話、My SoftBank(携帯版のみ。iPhoneやSoftBankスマートフォンでは利用できません)、ソフトバンクショップのいずれかで、MNP予約番号の発行手続きを行う。受付時間や電話番号等の情報はこちらのページで確認できます。
- MNP予約番号の有効期限である15日以内に、MVNOを契約する。NUROモバイルのサービスを契約する場合は有効期限を10日以上残して、申し込んでください。
発信する端末 | MNP予約用の電話番号 |
---|---|
ソフトバンクの携帯 | *5533 |
一般電話 | 0800-100-5533 |
キャリアからMVNOに乗り換えるメリット
キャリアからMVNOに乗り換えるメリットは、以下の3つです。
- 月額基本料金が安くなる
- 豊富なプランから選べる
- データ容量の変更やシェアができる
それぞれ詳しく解説していきます。
月額基本料金が安くなる
MVNOは、月額基本料金の安さが魅力です。キャリアから乗り換えると、人によっては毎月5,000円以上も安くなる可能性があります。
そのため、単純計算で年間あたり60,000円以上の節約になる人もいます。「気づいたらお金が貯まっていた」と、おトクな気分になれるでしょう。
豊富なプランから選べる
MVNOはデータ通信量や通話量等、個人の使い方に合った料金プランを選択できます。
例えばカーナビ用スマホにSIMが必要な人は、データ通信専用SIMを利用して、格安の月額基本料金でカーナビ用のスマートフォンを利用できます。
もちろん電話番号での通話が可能な音声通話付きSIMのプランも選択可能です。
月々の請求額を見直したい人はMVNOへの乗り換えがオススメです。
データ容量の変更やシェアができる
MVNOは、月々のデータ容量を繰り越したりシェアしたりできます。
例えば、インターネットを利用する頻度が少なくなった場合、データ容量の小さいプランにプラン変更して支払い金額を抑えられます。MVNOによっては繰越もできるので、月間データ容量を無駄にせず、翌月のために残しておくことも出来ます。
反対に、インターネットの利用量が増えた場合も、データ容量をチャージしたり、人からシェアしてもらったりして追加できるので、月間データ容量を超えても安心です。
ちなみに、NUROモバイルの「パケットギフト」は、10MB以上から1MB単位でシェアできます。NUROモバイルのユーザー同士で、利用状況に応じてデータ容量を調整できるので便利です。
キャリアからMVNOに乗り換えるデメリット
キャリアからMVNOに乗り換えるデメリットは、以下の3つです。
- キャリアのメールアドレスが使えなくなる
- キャリアが提供している割引が適用されない
- サポートの窓口が変わる
順番にみていきましょう。
キャリアのメールアドレスが使えなくなる
これまで使えていた「@docomo.ne.jp」や「@i.softbank.jp」といったメールアドレスは使えなくなります。
最近ではLINE等のメッセージアプリで友達や家族とやり取りをするのが多くなったおかげで、キャリアメール自体を使っていない人もいるかもしれませんが、例えばログイン情報や、よく行く店舗からのクーポン付きメールマガジン等、ずっと以前に登録してそのまま使っている可能性は考えられます。
一度、登録アドレスを見直して、今後も利用し続けるメールアドレスに変更しておきましょう。
キャリアが提供している割引が適用されない
「家族割」や「学割」、固定回線サービスとの「セット割」といった、各キャリアが提供している割引は適用されません。
ただMVNOは元の月額基本料金自体が安いので、人によってはデメリットにはならないでしょう。
サポートの窓口が変わる
スマートフォンが壊れて修理を頼んだり、料金プランの見直しをしたりするときは、各キャリアのショップに相談できます。
しかしMVNOに乗り換えた場合は、各MVNOのサポート窓口に問い合わせることになります。
もしMVNO契約後に困ったことがあった際は、契約したMVNOのお問い合わせ窓口へ相談するようにしてくださいね。
キャリアからMVNOに乗り換える際の注意点
キャリアからMVNOに乗り換える際は、以下3つの注意点があります。
- SIMが届くまで使えない
- SIMロックがかかったままだと使えない端末もある
- APN設定が必要になる
それぞれ詳しく解説していきます。
SIMが届くまで使えない
キャリアからMVNOに乗り換える際は、SIMカードが到着するまで、手持ちのスマートフォンでの電話やインターネット通信が行えなくなります。例えば交通渋滞や天候の悪化等で、SIMカードの到着が長引く可能性が考えられます。
中には、配送までの期間が短いMVNOもありますが、必ずしも予定通りにSIMカードが届く保証はないので注意が必要です。
NUROモバイルの公式サイトでは「【2021年版】格安SIMに乗り換えるタイミングは?覚えておきたいMNPの手順」といった記事でもMNPの手順をご紹介していますので、併せてご参考ください。
SIMロックがかったままだと使えない端末もある
キャリアで契約した端末はSIMロックがかかっていて、通信が利用できない場合があります。例えば、ドコモのSIMロックがかかっているとソフトバンクのSIMカードでは使えません。
MVNOに乗り換えをする際は、端末を購入したキャリアにSIMロック解除を申し込むか、端末を購入したキャリアと同じ回線を提供しているMVNOに申し込むか検討しなければなりません。
APN設定が必要になる
MVNOのSIMカードが到着した後は、APN設定が必要です。APN設定とは、どこのインターネットに接続するかを指定する作業になります。
ちなみに、APN設定作業時にはインターネット接続が必須です。自宅に固定回線やWi-Fi等でインターネットを繋いでいない場合は、公共のWi-Fiスポットまで移動しなければなりません。
作業自体は複雑な工程はかかりませんが、初心者はわかりづらく感じてしまうでしょう。NUROモバイルの場合のAPN設定方法は、SIM カード挿入・接続設定方法ページでイラストと一緒に解説しているので、ぜひ参考にしてください。
NUROモバイルはキャリアからおトクに乗り換えられる
NUROモバイルは以下の特長があるため、キャリアからおトクに乗り換えられます。
- 月額基本料金が安い
- 大手3キャリアの回線から選択できる
- 5Gオプションが無料で使える
- 特典・キャンペーンが豊富
それぞれ順番にみていきましょう。
月額基本料金が安い
NUROモバイルは、月額基本料金が安いです。例えばバリュープラスのVMプランは、データ通信・SMS・通話ができて、毎月5GBが月額990円で使えます。
何より、NUROモバイルは余ったデータ容量が翌月に繰り越せます。データ容量を使わなかった月でも無駄にすることなく、翌月にインターネット通信をたっぷりと楽しめるでしょう。
またパケットギフトやGigaプラスを利用すると、データ容量をさらにおトクにやり繰りできます。NUROモバイルはキャリアからの乗り換えや、月額基本料金を節約したい人にピッタリのMVNOです。
大手3キャリアの回線から選択できる
NUROモバイルは、キャリアすべての回線に対応しています。そのため、SIMロック解除された端末をお使いの人やMVNOに乗り換えるのが不安な人でも、安心して利用できます。
特に、長年キャリア回線を使ってきた人にとって、乗り換えは心理的な負担が大きいかもしれません。NUROモバイルはドコモ・au・ソフトバンクという3つの回線から自由に選べるので、お申し込み時にお好きなキャリアを選択してください。
長年使ってきたキャリアから、NUROモバイルに乗り換えた方のインタビュー記事はこちら
5Gオプションが無料で使える
NUROモバイルは、5G通信を利用できる「5Gオプション」に対応しており、これから本格化する5Gの高速通信を無料で利用することができます。
5G対応のスマートフォンを持っていて、5G通信を楽しみたい人や試してみたい人は、NUROモバイルを検討することをオススメします。
特典・キャンペーンが豊富
NUROモバイルは、おトクな特典やキャンペーンを実施しています。
登録事務手数料が無料になったり、現金でキャッシュバックがあったりと、様々な特典・キャンペーンがあるので、ぜひ詳細をチェックしてみてださいね。
キャリアからMVNOへの乗り換えはNUROモバイルがオススメ
キャリアからMVNOへの乗り換えは、Webで申し込みができるので、時間に縛られずに手続きを進められます。
おまけに乗り換えの手続きは、要点をつかめば難しくありません。
NUROモバイルは、MNP切り替え済みのSIMカードを受け取る方法だけでなく、なるべく不通期間を少なくする「自宅でMNPの切り替えを行う方法(開通予約)」も出来るので、初めてMVNOに乗り換える人でも安心して乗り換えできるでしょう。
手続きにまだ不安がある場合は、ご利用ガイドページでも、SIM種別ごとの手続きの方法を確認できますよ!
キャリアから、おトクな価格のMVNOに乗り換えたい人は、ぜひNUROモバイルのお申し込みを検討してみてください。
長年使ってきたキャリアから、NUROモバイルに乗り換えた方のインタビュー記事はこちら
2015年6月12日 2022年7月28日
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