格安SIMへ乗り換えるために必要なものや手順をわかりやすく説明!
「格安SIMへ乗り換えたいけど、やり方が分からない」
「スマホの料金を下げたいけど、格安SIMに乗り換えるのは、なんだか難しそう」
格安SIMへの乗り換えは自分で手続きをする必要があるので、難しく感じるかもしれません。
結論からお伝えすると、難しい設定はありません。落ち着いて作業をすれば、誰でも簡単に格安SIMへ乗り換えることができます。
格安SIMへ乗り換えれば、毎月のスマホ料金を安くできます。
この記事では、実際に格安SIMへの乗り換えを行った筆者が格安SIMへの乗り換え方をわかりやすく解説していきます。
格安SIMへ乗り換えて、スマホをおトクに使いたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
格安SIMの乗り換えるために必要なもの
格安SIMの乗り換えるために必要なものは、以下の通りです。
- 使用するスマホ
- MNP予約番号(電話番号乗り換えの方のみ)
- 乗り換え先のSIMカード
- SIMピン
- インターネット環境(iPhoneのみ)
それぞれ順番に解説していきます。
1. 使用するスマホ
格安SIMで使用するスマホを用意します。念の為、乗り換え先の格安SIMで動作するかを乗り換え先の格安SIMの動作確認端末のページで確認しておきましょう。NUROモバイルの場合はこちらのページでご確認いただけます。
2. MNP予約番号(電話番号乗り換えの方のみ)
今使っている電話番号をそのまま使いたい場合、契約している携帯電話会社に電話して、MNP予約番号を発行してもらいましょう。
MNP予約番号は、発行日含めて15日間という有効期限があるため、MNP予約番号を発行したら早めにお申し込み手続きをしましょう。
MNP予約番号は、携帯会社へ電話すれば無料で発行できます。
3. 乗り換え先のSIMカード
乗り換え先の格安SIMカードを用意します。
格安SIMカードは、Webでお申し込みをしてから数日で手元に届きます。
4. SIMピン
SIMカードを取り出すためのSIMピンを用意します。多くの場合は、スマホの箱に入っていますので、探してみてください。
SIMピンが見つからない場合は、ペーパークリップで代用しても大丈夫です。ペーパークリップで代用することは、iPhoneの製造元のAppleも認めています。
5. インターネット環境(iPhoneのみ)
iPhone で格安SIMへ乗り換える場合は、「APN構成プロファイル」というファイルをダウンロードする必要があります。そのため、インターネット環境があるところで、作業を行いましょう。
格安SIMへの乗り換えはどうしたら良い?方法を解説!
格安SIMへの乗り換えは、具体的にどうしたら良いのでしょうか?以下の方法があります。
- お手持ちのスマホのSIMロックを解除して乗り換える
- お手持ちのスマホにキャリア対応したSIMカードを挿入して使用する
- 新しいスマホも乗り換え先の格安SIMの会社で契約する
順番に解説していきます。
1. お手持ちのスマホのSIMロックを解除して乗り換える
今使っているスマホのSIMロックを解除して乗り換える方法です。
ドコモ、au、ソフトバンクで契約したスマホは、自社の回線でしか使えないようにSIM ロックがかかっています。
例えば、ドコモで契約したスマホをau回線やソフトバンク回線で利用するためには、スマホにかかっているSIMロックを解除する必要があります。
SIMロックの解除は、キャリアショップやマイページから行うことができます。キャリアショップで行う場合は、事務手数料が3,300円かかるので、事務手数料が無料のマイページから行うことがオススメです。
2. お手持ちのスマホにキャリア対応したSIMカードを挿入して使用する
今使っているスマホにキャリア対応したSIMカードを挿入して使用する方法もあります。
例えば、ドコモで契約したスマホであれば、ドコモ回線を使っている格安SIMを挿入すれば、SIMロックの解除を行わずにそのまま利用できます。
「SIMロックの解除の手続きが面倒」と思っているなら、今使っているスマホにキャリア対応した SIMカードを契約すると便利です。
3. 新しいスマホも乗り換え先の格安SIMの会社で契約する
「格安SIMへ乗り換えるのと一緒に新しいスマホを使いたい」と思っているなら、スマホごと乗り換え先の格安SIMの会社で契約する方法があります。
「スマホが古いと感じている」「SIMカードを差し替えるのが大変そう」と思っている人は、新しいスマホも乗り換え先の格安SIMの会社で契約するのも選択肢のひとつとなります。
格安SIMの乗り換えの手順を紹介
続いて、格安SIMの乗り換えの手順を紹介します。
※ 新しいスマホも乗り換え先の格安SIMの会社で契約した場合、最初からスマホにSIMカードがセットされており、SIMカードの差し替えが不要な場合があります。
- 乗り換え先の会社に申し込み手続きをする
- 乗り換え先のSIMカードを受け取る
- 古いSIMカードを抜いて乗り換え先のSIMカードを挿す
- APN設定を忘れずに行う
- 電波が繋がっていることを確認する
手順が多いように見えますが、難しい作業はありません。ひとつひとつ落ち着いて、行なってください。
1. 乗り換え先の会社に申し込み手続きをする
自分が今契約している携帯会社にMNP予約番号を発行してもらったら、乗り換えたい格安SIMの会社でMNPの手続きをしましょう。
格安SIMの会社はWebページから手続きを行えることが多いので、携帯ショップへ行かなくても申し込みができます。
2. 乗り換え先のSIMカードを受け取る
申し込みの手続きが終わったら、乗り換え先の格安SIMのSIMカードを受け取りましょう。お申し込み数日後に届くことが多いです。
3. 古いSIMカードを抜いて乗り換え先のSIMカードを挿す
スマホにSIMピンを挿して、SIMカードが乗っているSIMトレイを取り出しましょう。スマホを傷つけないように慎重にSIMピンを挿してください。
そして、古いSIMカードを抜きましょう。さらに、載せ換え先のSIMカードを、SIMトレイに載せてスマホ本体に戻します。
4. APN設定を忘れずに行う
格安SIMで通信を行うために、APN(アクセスポイント)設定を忘れず行いましょう。
iPhoneとAndroidで設定の手順が異なるため、それぞれ解説します。
iPhoneの場合
iPhoneの場合は、「APN構成プロファイル」というファイルをダウンロードする必要があります。
Wi-Fiに接続して、検索エンジンで「(格安SIMの名前)+APN構成プロファイル」と検索して、APN構成プロファイルをインストールしましょう。
Androidの場合
Androidの場合は、以下の手順でAPN設定を行います。
機種によって、設定方法は異なりますが、多くの場合、「設定」→「その他の設定」→「モバイルデータ通信」→「アクセスポイント」という手順で設定できます。
自分が契約している格安SIMのAPNがある場合は、ブランド名を選びましょう。APNがない場合は、自分でAPNを入力しましょう。APNは、各格安SIMのWebページで公開されています。
5. 電波が繋がっていることを確認する
APN設定が終わったら、電波が繋がっているか確認を行います。
アンテナのマークの隣に「LTE」や「4G」と表示されていれば、電波が繋がっている状態です。
検索エンジンで検索してみて、インターネットが使えるか試してみましょう。
格安SIMに乗り換える時の注意点
格安SIMに乗り換える時の注意点をお伝えします。
- 動作する端末かチェックしておく
- SIMカードの大きさを確認しておく
- 違約金や端末の残債を確認しておく
- SIMカードを丁寧に扱う
- 今使っている携帯会社のポイントを使い切っておく
- キャリアメールが使えなくなる
格安SIMに乗り換える前に、事前に確認しておきましょう。
1. 動作する端末かチェックしておく
乗り換え先の格安SIMで動作するか乗り換え先の格安SIMの動作確認端末のページでチェックしておきましょう。
端末によっては、動作が確認できていない場合もあるので、動作確認がされている端末かどうかを調べておくことが重要です。
2. SIMカードの大きさを確認しておく
SIMカードは、標準SIM・microSIM・nanoSIMとサイズが分かれています。
自分のスマホのSIMカードの大きさを把握しておきましょう。
3. 違約金や端末の残債を確認しておく
今契約している携帯会社の違約金や端末の残債も事前に確認しておきましょう。
今契約している料金プランによっては、違約金を払っても格安SIMに乗り換えた方がおトクなることが多いです。
4. SIMカードを丁寧に扱う
SIMカードに傷や汚れがついてしまうとSIMカードが正常に動作しなくなる場合があります。
作業をするときは、SIMカードの金色の部分に傷や汚れがつかないように注意しましょう。
5. 今使っている携帯会社のポイントを使い切っておく
格安SIMに乗り換えると、今使っている携帯会社のポイントが使えなくなることがあります。
今使っている携帯会社のポイントを、モバイルバッテリーやイヤホン等と交換して、使い切っておきましょう。
6. キャリアメールが使えなくなる
格安SIMに乗り換えるとドコモやauやソフトバンクで利用していたキャリアメールが使えなくなります。
キャリアメールとは、以下のようなものです。
- ドコモ:「@docomo.ne.jp」
- au:「@ezweb.ne.jp」
- ソフトバンク(iPhone):「@i.softbank.ne.jp」
- ソフトバンク(Android):「@softbank.ne.jp」
キャリアメールを使っている場合は、「携帯会社を変える関係で、キャリアメールが使えなくなるので、他の連絡手段で連絡をください」と相手に伝えておきましょう。
格安SIMでは、キャリアメールは使えませんがGmailやYahoo!メールやSNSのメッセージ機能は利用できます。
格安SIMへ乗り換えるメリット
格安SIMへ乗り換えるメリットは、以下の通りです。
- スマホの料金が安くなる
- 自分にあった料金プランを選べる
- 2年縛りの契約から解放される
- 格安SIMと一緒に契約できるスマホがSIMフリーのことが多い
格安SIMにしようか迷っている人は、参考にしてください。
1. スマホの料金が安くなる
格安SIMはその名の通り、料金が格安のことが多いです。
家族割や光回線割等の複雑な条件がなくても、スマホの料金が毎月2,000円以下になることもあります。
2. 自分にあった料金プランを選べる
格安SIMでは、使えるデータ容量ごとに料金プランが選べます。
そのため、自分が使うデータ容量に合わせて料金プランを選べます。これにより、料金の払い過ぎを防げます。
3. 2年縛りの契約から解放される
ドコモ、au、ソフトバンクでは、基本的には契約から2年以内に解約すると解約金が発生する「2年縛り」の契約となっています。
しかし、格安SIMの多くは、2年縛りの契約を行っていません。音声通話付きSIMでも、1年間の最低利用期間を超えた場合、以降は解約金が発生しません。
4. 格安SIMと一緒に契約できるスマホがSIMフリーのことが多い
格安SIMと一緒に契約できるスマホがSIMフリーのことが多いのがメリットです。
SIMフリーとは、SIMロックがかかっていない状態のことです。ドコモ、au、ソフトバンクの回線に加えて、通信規格が対応していれば海外のSIMカードも使えます。
SIMフリーのスマホは、幅広い回線が利用できるので、便利です。
格安SIMへ乗り換えるなら早めがオススメ
格安SIMに乗り換えるのであれば、早い方がオススメです。
現在のスマホの更新月(解約金がかからない月)にもよりますが、格安SIMに乗り換えた方がおトクなるパターンが多いです。
たとえば、現在のスマホ料金が月8,000円だったとして、格安SIMに乗り換えることで2,000円安くなったとします。すると、毎月6,000円もスマホ料金が安くなるため、10,000円ほどの解約金が発生しても、2か月で解約金以上の節約ができることになります。
格安SIMが出たばかりの頃に比べて、現在では、格安SIMの乗り換えも簡単になりました。
この機会にぜひ、格安SIMへ乗り換えて、おトクなスマホライフを送ってください。
NUROモバイルは、ドコモ・au・ソフトバンクの回線を選べるトリプルキャリア対応です。なので、今お使いのスマホのSIMロックを解除することなく、SIMカードを挿すだけで、乗り換えが完了します。使っている回線は、ドコモ・au・ソフトバンクと同じなので、全国で繋がります。
データ容量を「繰越」や「パケットギフト」でやりくりすることができ、「割引通話(NUROモバイルでんわ)」や「10分かけ放題オプション」もご用意しているため、無駄なく賢くスマホをご利用いただけます。
ぜひこの機会にスマホ料金を見直してみてください。
2021年3月29日 2021年3月29日
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