ギガを使い切ったらどうなる?通信量の節約方法も

ギガを使い切ったらどうなる?通信量の節約方法も

スマホの普及とともに耳にする機会の増えた「ギガ」という言葉。「データ容量」と同じ意味で使われることが多いですが、毎月契約しているギガの上限に到達しないよう、やりくりしている方も多いのではないでしょうか。そこで今回はギガの概要から、月々のギガを使い切ったらどうなるのか、ギガを使い切ってしまった際の対処法まで解説します。より快適にスマホを利用するためにも、毎月ギガの上限に怯えている方はぜひ最後までご覧ください。

そもそもギガとは?

「ギガ」とは、一般的にスマホなどのデータ容量と同じ意味として使用される言葉です。データ容量の大きさを表す単位GB(ギガバイト)から派生してこのように呼ばれるようになりました。

契約プランによって、一か月に使用できるギガ数は異なっており、携帯電話会社によってはギガ数が無制限のプランも存在します。

ギガを使い切ったらどうなる?

多くのサービスでは、月々契約しているギガ数を月半ばで使い切ってしまうと、通信制限がかかり、インターネットへの通信速度が大幅に落ちます。
速度制限時の通信速度は携帯電話会社やプランごとによって異なりますが、基本的に、SNSでの画像読み込みや、ブラウザでの検索、動画視聴などに非常に時間を要するようになると考えておきましょう。

ただし、通信速度制限がかかったとしても、一部のSNSやメールを使ったテキストのみの送受信であれば問題なく利用できる場合もあります。また音声通話はデータ通信量を使用しないため、基本的に通信制限による影響はありません。

通信制限を解除する方法

通信制限がかかった状態でもスマホを使用することは可能ですが、インターネットに接続しづらくなり不便です。通信制限を解除する方法としては、「追加料金でギガを購入する」方法や「ギガがリセットされる日まで待つ」方法があります。それぞれの方法について、詳しくみていきましょう。

ギガがリセットされる日まで待つ

ギガの使用量は月ごとに決まっているので、あらかじめ定められた毎月のデータ容量更新日を過ぎると、それまで使用していたデータ通信量はリセットされ、通信制限も自動で解除されます

更新日は携帯電話会社によって異なり、例えばauとドコモは毎月1日、ソフトバンクは契約時に定められた請求の締め日の翌日です。

追加料金でギガを購入する

ギガの更新日まで待てない場合は、追加料金を支払う形でギガを購入すると、すぐに通信制限を解除できます。追加購入の単位や料金は携帯電話会社によって異なりますが、1GBから購入できるケースが多く、相場は1GBあたり500円~1000円程度です。

追加購入は便利ですが、使用頻度が多いと割高になるので、もともとの契約プランのギガ数を見直した方がお得でしょう。

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ギガ不足による通信制限を回避する方法

出張や旅行中などのWi-Fi環境がない状況で通信制限になると、Web検索やマップの使用がスムーズにできず非常に不便です。ここでは、必要なタイミングでギガ不足になってしまう事態を避けるための方法を解説します。

こまめにWi-Fiを利用する

Wi-Fiを使用しながらインターネット通信を行う分には、ギガは消費しません。自宅などWi-Fiを利用できる環境下では、できるだけWi-Fiに接続してスマホを利用するようにしましょう。

ただし、カフェなどの公共の場で提供されているフリーWi-Fiの使用には、多少のセキュリティリスクがあります。スマホにセキュリティソフトを入れていない場合は、個人情報のやり取りを含むインターネット利用は避けましょう。

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動画・音楽を事前にダウンロードしてから利用する

動画や音楽のストリーミングサービスでは各コンテンツを端末にダウンロードする機能があることが多いです。ダウンロードせずに利用すると、再生するたびにギガを消費してしまうので、よく見る・聞く動画や音楽は事前にWi-Fi環境下でダウンロードしておきましょう。

ダウンロードできない、もしくはし忘れてしまった場合は、画質や音質を落とすことでギガを多少節約できます。例として、YouTubeの各画質で動画視聴を行った場合、ギガ消費量の目安は以下の通りです。

画質1時間のギガ消費量
360p約0.3GB
480p約0.5GB~0.6GB
720p約1.0GB~1.1GB

スマホの画面であれば、360pでも基本的には画質の粗さを感じることなく動画視聴を楽しめるでしょう。

アプリのバックグラウンド更新を制限する

アプリのバックグラウンド更新とは、アプリをスマホの画面上で操作していない間もバックグラウンド上で動作させ続ける機能です。これにより、アプリを利用していない間もアップデートや新しい情報を入手できます。

しかし、バックグラウンド更新が行われると、その間もギガが消費され続けてしまうので、本当に必要なもの以外は設定をオフにしておくのがおすすめです。Wi-Fi接続時のみバックグラウンド更新するよう設定することもできます。

アプリの位置提供サービスをオフにする

位置提供サービスとは、GPSや基地局情報をもとにスマホの現在地を割り出す機能のことです。マップ利用時や近くのお店を探す際などに便利ですが、位置提供サービスがオンになっていると、該当のアプリを利用していない間も、バックグラウンドでずっとギガが消費されてしまいます。

バックグラウンド更新同様、アプリ使用時のみ作動するように設定することで、ギガの消費を節約できるでしょう。

写真や動画の自動読み込みをしないようアプリで設定する

自動読み込みとは、アプリを開いた際に自動的に写真や動画を読み込み、表示・再生する機能です。SNSアプリなどでは、眺めているだけのつもりが、知らず知らずのうちに写真や動画の表示にギガを消費していることが多くあります。

アプリによっては、写真や動画の自動読み込み機能をオフにしたり、Wi-Fi接続時のみに限定したりすることができるので、設定で調節しましょう。また、データ通信利用時は動画再生の画質を一定以下に制限するよう設定することも可能です。

ゼロ・レーティングサービスを利用する

ゼロ・レーティングサービスとは、あらかじめ定められた特定のアプリやサービス利用時にギガ数が消費されないサービスのことです。特定のアプリやサービスのみ、実質ギガ数無制限で利用できるプランといえるでしょう。

対応しているアプリやサービスは携帯電話会社によって異なりますが、一般的にはYouTube、LINE、そのほか音楽配信・動画視聴サービスなどを対象とすることが多いです。

ただしゼロレーティングの対象サービスであっても、当月のギガ数が月間の契約データ容量を超えた場合は、通信制限される場合があるのでご注意ください。

NUROモバイルの一部プランでも、特定のSNSサービス利用時にデータ通信量を消費しない「バリューデータフリー」、「NEOデータフリー」を利用できます。詳細は以下をご確認ください。

LINEのデータ通信量がノーカウント「バリューデータフリー」とは?

各種SNSを頻繁に利用するなら!「NEOデータフリー」とは?

データ容量無制限プランに申し込む

携帯電話会社によっては、データ容量無制限のプランを用意していることがあります。ギガの消費を気にせず定額で好きなだけデータ通信を行いたい場合は、データ容量無制限プランを選択しましょう。

ただし、月々利用できるギガ数が決まっているプランと比較して、データ容量無制限プランの料金は高いです。利用するギガ数によっては、割高になってしまう可能性もあるので、自自身の利用状況と比較のうえ、検討しましょう。

データ容量無制限ではないものの、利用状況に合わせてお得に利用できるサービスとして、NUROモバイルのGigaプラスもおすすめです。Gigaプラスは3か月毎に追加でギガを受け取ることができ、受け取ったギガは翌々月まで繰り越すことができます。受け取った月にまとめて使うのはもちろんのこと、3か月間で少しずつ使うことも可能。

プランによって、受け取れるギガ数は異なるので、利用状況に合ったプランを選ぶことで、無制限のプランに申し込むよりもお得に利用できるでしょう。

NUROモバイルのGigaプラスについて詳しくはこちら

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ギガを使い切ることに関するよくある質問

ギガを使い切ることに関するよくある質問をまとめました。ここまでの内容で疑問が思い浮かんだ人は参考にご覧ください。

Q. ギガを使い切ってもLINEは使用できる?

A. テキストのやり取りであれば基本的には使用できます。

LINEのメッセージ機能はあまりデータ通信量を必要としないため、ギガを使い切って通信速度制限がかかってしまった状態でも、文字のやりとりは問題なく行うことができます。しかし、画像の送受信やビデオ通話などの機能は多くのデータ通信量を必要とするので、基本的にスムーズには利用できないでしょう。

Q. 1GBはどのくらいで使い切る?

A. テキストがメインのページであれば、Webサイト約4,400ページの閲覧が可能です。

そのほか1GBで行えることの目安は以下の通りです。

メール約349,000通
LINEトーク:約50万回
音声通話:約50~55時間
ビデオ通話:約3時間
SNSX:約40時間
Instagram:約15時間
TikTok:約2時間
動画再生約3~4時間(※360pの場合)
音楽再生約15時間

ギガを使い切って速度制限になる頻度が多い場合は、プランを見直しましょう

毎月契約しているギガの上限に達すると、スマホはデータ通信の速度制限状態になります。速度制限状態であっても、基本的にLINE上でのテキストのやり取りや音声通話は問題なくできますが、Web検索やマップなどの読み込みは非常に遅くなるので、何かと不便です。

ギガの更新日を迎える、もしくはギガを追加購入すれば、速度制限は解除されますが、毎月速度制限が発生しているようであれば、契約しているギガ数が少ないのかもしれません。もう一度プランを見直してみましょう。

NUROモバイルは、格安で使える携帯電話会社の中でも、月額330円から利用可能な「使い方に合わせて選べる料金プラン」やデータ繰越やパケットギフトなどで「ムダなくデータ容量をやりくりできるサービス」が特徴です。

そのほか契約プランによっては、下記サービスが利用できます。

  • 対象SNSサービスを利用時にデータ通信量を消費しない「バリューデータフリー
  • LINE・X(旧:Twitter)・Instagram・TikTokの対象サービスを利用時にデータ通信量を消費しない「NEOデータフリー
  • 契約プランに応じて3か月ごとにデータ容量を追加で受け取れる「Gigaプラス

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