通信費を節約!効果的な方法とは【スマホ・自宅別】

通信費を節約!効果的な方法とは【スマホ・自宅別】

「通信費を節約したい!でも、具体的に何をすればよいかわからない…」と効果的な通信費の節約方法が分からず悩む人も多いのではないでしょうか。本記事では、通信費を節約するための方法を、スマホと自宅(固定回線)に分けてご紹介します。ポイントを押さえて、お得に電話やインターネットを使用しましょう。

通信費とは?

通信費には、インターネットや電話、郵便にかかる費用などが含まれます。
しかし、一般には、スマホの利用料金やインターネット料金を通信費として考える人が多いかもしれません。今回は一般に通信費として認識されているインターネットと電話の通信費を中心に解説していきます。

インターネットの通信費は、主に「モバイル回線」「固定回線」の2種類です。

モバイル回線

モバイル回線は、携帯電話会社が提供する通信回線のことです。スマホやタブレットの他、自由に持ち運びができるモバイルWi-Fiや、自宅に設置するホームルーターも含まれます。基地局からの電波を受信し、通信を行います。

固定回線

固定回線は、主に光回線事業者やCATV(ケーブルテレビ)回線事業者などが提供する通信回線のことです。屋内にケーブルを引き込んで回線を利用するため、ほとんどの場合、使用を開始するためには開通工事が必要です。回線事業者、プロバイダーの2つを契約することで、インターネットに接続できます。

【節約の参考に】1か月当たりの通信費の平均

ただ節約と言っても、人と比べて自分の利用料がどのくらい高いのかが分からないとなかなかどう節約するべきかわからないもの。1か月当たりの平均の通信費を見て、通信費節約の参考にしましょう。

一世帯当たり1か月間の平均

項目1か月当たりの平均使用料(円)
スマホなど通信費9,543円
端末代1,243円
インターネット接続料(※)3,721円
合計14,507円

(出典:総務省「家計消費状況調査」2022年
※インターネット接続料には、インターネット利用料、プロバイダー料金が含まれます。

一世帯当たりでは、世帯の人数分のスマホ端末代、通信費がかかります。家族の人数や、スマホをよく使う世代かどうかによって価格にも差が出ますが、通信量が増えれば、スマホの通信費は高くなると言えるでしょう。

一人暮らしで利用する場合

項目1か月当たりの平均使用料(円)
スマホなど通信費5,250円
端末代823円
インターネット接続料2,497円
合計8,570円

(出典:総務省「家計消費状況調査」2022年

一人暮らしでは、スマホの通信費・端末代も一人分となるため、一世帯と比べると安くなります。インターネット接続料は、一人暮らし以外の世帯における月平均と大きな差はありません。しかし、合計金額を一世帯と比較すると、半額近い差があります。

家族で利用する場合

項目1か月当たりの平均使用料(円)
2人3人4人
スマホなど通信費8,688円13,064円15,726円
端末費970円1,710円2,114円
インターネット接続料3,845円4,727円5,074円
合計13,503円19,501円22,914円

(出典:総務省「家計消費状況調査」2022年

家族の人数別で比較した場合、スマホの通信費、合計金額はやはり人数が多いほど高い傾向にあります。しかしインターネット接続料は、6人以上では4,821円と、4人の場合の平均額を下回るため、この項目において人数の多さと費用にはあまり関係性がないといえるでしょう。

通信費を節約するポイント

スマホやインターネットは、今では日常生活に必要不可欠なものです。毎日使うからこそ、通信費を抑える方法を知っておくと良いでしょう。以下、節約するためのポイントを3つご紹介します。

  • 現在のスマホ・インターネットの使用状況を整理する
  • 現在の回線プランと料金を確認する
  • 節約で浮く料金と解約金を比較し、解約金の負担が重すぎないか確認する

現在のスマホ・インターネットの使用状況を整理する

どのくらいインターネットを使用するかによって、節約の方法は変わります。節約のためにできる限りのことを、と無理をするとインターネットが使いにくくなり不便に感じることもあるでしょう。

仕事で使用する、移動や休憩時間に使用するなど、人によってインターネットを使うシチュエーションはさまざまです。無理せず効率的に節約するためにも、使うシチュエーションや頻度など、現状どのようにインターネットを使用しているか整理することがおすすめです。

現在の回線のプランと料金を確認する

月々の利用状況と契約しているプランが合っているかを確認しましょう。契約のプランに対して使用している通信量が少なく、使用できる容量が余っている場合には、容量の小さいプランへ変更することで節約が可能です。

また、固定回線とプロバイダー、もしくはスマホと固定回線などがセットで割引されることもあります。別々に請求されている場合には、セット割引があるかどうか確認してみると良いでしょう。

節約で浮く料金と解約金を比較し、解約金の負担が重すぎないか確認する

節約をしたいからと言って、深く検討せずプランなどを変更するのはおすすめできません。理由は、現状のプランやサービスを変更し新規に契約するには、解約金や初期費用が発生する可能性があるからです。光回線を新たに導入する場合は初期費用として端末代のほか開通工事費などもかかる可能性があります。

具体的には、下記の計算式で考えると良いでしょう。

  • 現在の1か月あたりの料金:△円
  • 変更後の1か月あたりの料金:□円
  • 新規契約年数:〇年
  • プラン変更するかどうか要検討:(△-□)×12か月×〇≦解約金や初期費用
  • 節約できる:(△-□)×12か月×〇>解約金や初期費用

もし新規に契約をする場合には、新規契約先でキャッシュバッグや解約金を負担してくれる特典・キャンペーンやサービスがないか探してみると良いでしょう。

通信費の節約方法:モバイル回線(スマホ)の場合

スマホの費用を抑えたい場合は、データ使用量を減らすことがなにより大切です。プランの見直しや格安SIMへの乗り換えなど、具体的な節約方法をご紹介します。

契約しているプランを見直す

契約しているプランと、実際のデータ使用量が適切かどうかを調べましょう。もしデータ容量が余っているのであれば、容量が小さいプランに切り替えることで、毎月の支払いが安くなります。

また、現在のデータ使用量の中で減らせる部分がないかを検討するのもおすすめです。アプリやスマホの設定を少し変えるだけで、データ使用量を減らすこともできます。

ギガ(通信量)の節約方法!iPhone・Android別に解説
データ使用量を確認する方法は?

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格安SIMの携帯電話会社へ乗り換える

毎月の基本料金を抑えたい場合は、格安SIMへの乗り換えがおすすめです。プランやオプション、サービスが豊富なため、自分の使い方に合った組み合わせを見つけられるでしょう。

たとえば、NUROモバイルは、格安で使える携帯電話会社の中でも、月額330円から利用可能な「使い方に合わせて選べる料金プラン」やデータ繰越やパケットギフトなどで「ムダなくデータ容量をやりくりできるサービス」が特徴です。

料金プランには大きく分けて「NEOプラン」と「バリュープラス」の2種類があります。
20GB、40GBからデータ容量を選べる「NEOプラン」は、専用の帯域を使用するので通信が混み合う時間帯でもサクサク利用可能(※)。SNSや動画、ゲームを楽しみたい人にオススメです。
※NEOプラン専用の帯域をご利用いただけます。速度品質を保証するものではありません。

ストレスフリーな速さでコスパもいい!「NEOプラン」とは?

一方の「バリュープラス」は、3GB・5GB・10GBの細かい選択肢からデータ容量を選べるので、スマホを安くおトクに使いたい方にオススメ。初速バースト機能により、通信制限後もブラウジングやメール程度であればストレスなく使えるでしょう。

5GBで990円!「バリュープラス」とは?

そのほか契約プランによっては、下記サービスが利用できます。

  • 対象SNSサービスを利用時にデータ通信量を消費しないバリューデータフリー
  • LINE・X(旧:Twitter)・Instagram・TikTokの対象サービスを利用時にデータ容量を消費しない「NEOデータフリー
  • 契約プランに応じて3か月ごとにデータ容量を追加で受け取れる「Gigaプラス

このような格安SIMの携帯電話会社のプランやオプション、サービスを利用することで、できるだけ「使えるデータ使用量」と「使うデータ使用量」の間にある余白を埋めることが可能です。

新規購入する際は安いスマホを選ぶ

スマホの端末代を分割払いにしている場合は、毎月の通信費へ上乗せされています。分割払いだと気づきにくいですが、高性能な端末は10万円以上のものもあり、毎月の支払いに大きな負担がかかっているかもしれません。

高性能でなくても充分、メモリやストレージ(ROMやRAM)が小さくても大丈夫と感じる場合には、端末を購入する際に安いものを選択してみるのもおすすめです。新規購入するときは、自分にとって必要な程度の性能を持った端末を選んでみましょう。

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自宅・公共のWi-Fiを利用する

スマホの通信量を抑えつつインターネットをできる限り快適に使用したいという場合には、Wi-Fiを上手に利用することがおすすめです。Wi-Fiであればスマホの通信量を使用せずに、インターネットを利用できます。

とくに大容量のデータをダウンロードしたり、大量のデータをやりとりするゲームをしたりする時などは、Wi-Fiを利用するようにしましょう。

自宅でWi-Fiを使用する場合、基本的にスマホ代とは別に毎月Wi-Fiの使用料が発生しますが、外出先の公共Wi-Fiであれば無料で使用可能です。

通信費の節約方法:固定回線(自宅)の場合

ここでは、自宅の固定回線を節約するためにできることをご紹介します。まずは現在の使用状況や契約内容を確認し、節約できる方法を探してみましょう。

プロバイダーを見直す

固定回線を使用するためには、プロバイダーと回線事業者の2つの契約が必要です。プロバイダーによって使用料は異なるため、お得なプランのあるプロバイダーを選ぶのも節約のポイントです。

しかし、プロバイダーによっては料金だけでなく、品質も異なります。料金だけで選んでしまうと、通信速度が遅いなど不便な思いをしてしまうかもしれません。料金や品質をしっかり確認したうえでプロバイダーを選びましょう。

なお、プロバイダーのみの乗り換えの場合は工事が不要なケースもありますので、事前に確認しておくのがおすすめです。

不要なオプションを外す

セキュリティやウイルス対策、オンラインストレージなどさまざまなオプションを勧められ、その結果たくさんのオプションが付帯したまま使用していることもあります。もちろん必要なオプションであれば問題ないですが、使っていくうちに必要を感じなくなるオプションもあるでしょう。

どのようなオプションを付けているかを請求書などで確認し、必要のないものがあれば外すことで、使用料を節約できます。

モバイルWi-Fiやホームルーターを利用する

思い切って固定回線を解約し、回線工事を必要としないモバイル回線を使用するのも良いでしょう。

モバイルWi-Fiやホームルーターはどちらも光回線ではないため、固定回線に比べると速度が遅い場合があります。しかし、固定回線より安いプランが多く、月々の基本料金を抑えやすいでしょう。

モバイル回線を使用するサービスには、持ち運び可能なモバイルWi-Fiや、自宅のコンセントに挿すだけのホームルーターがあります。モバイルWi-Fiの方が費用は安いですがホームルーターの方が連続使用時間に制限がなく、同時接続が可能な台数も多いメリットも。自分のライフスタイルにより合う方を選んでみましょう。

固定回線とモバイルWi-Fi、ホームルーターの違いは?
モバイルWi-Fi、ホームルーターが向いている人は?

固定回線とモバイル回線のセット割を利用する

固定回線と、スマホをセットで契約すると使用料が安くなることがあります。

たとえば、NUROモバイルセット割ではNURO 光とNUROモバイルをセットで契約すると、1年間はNUROモバイルの月額基本料金が0円~利用可能です。対象プランや適用条件などの詳細は下記よりご確認ください。

このようなセット割を上手に活用するとよいでしょう。

NUROモバイルセット割特典について詳しくはこちら

固定電話を解約する

固定電話の費用は、月2,000円前後が平均と言われています。しかし、実際は固定電話を契約していても、携帯電話を使用することが多くなり、置いているだけでほとんど使用していないというケースも。使っていない場合には、解約をすると年間2万円以上節約できます。

ただし、固定電話にはFAX機能がある場合はFAXが送れる、災害時の連絡手段として使えるなどのメリットもあります。解約して支障がないかよく確認をして決めましょう。

通信費の節約についてよくある質問

通信費を節約する際に、よくある質問についてお答えします。

Q. 通信費を安くする方法は?

A. 利用状況に合わせ、契約しているプランを見直すのが基本

モバイル回線や固定回線のプランを見直してみましょう。自分の利用状況を確認し、余白があれば節約することができます。また、格安SIMやプロバイダーを変更する、セット割を活用する、使用していない固定電話を解約するなどの方法もあります。

Q. 固定回線のメリット・デメリットは?

A. 回線工事が必要だが、大容量の高速通信が可能

固定回線のメリットは、大容量で高速な通信が可能なことです。通信が安定しているため、安心して利用できます。また、通信制限を設けていないものもあります。
一方デメリットは、回線工事に費用や期間が必要なことです。工事が混んでいると2週間~1か月ほど待つこともあります。

Q. 固定回線とモバイルWi-Fi、ホームルーターの違いは?

A. 利用範囲や通信の安定性が異なる

固定回線やホームルーターは自宅内での利用に限定されますが、モバイルWi-Fiは持ち運びが可能です。モバイルWi-Fiとホームルーターは、固定回線と異なり、携帯電話会社の回線を使用しています。そのため、通信速度が不安定になることがあります。

また、同時に接続できる台数が決まっていたり、通信量によって制限がかかったりすることもあるでしょう。

Q. モバイルWi-Fi、ホームルーターが向いている人は?

A. 費用を抑えたい、すぐに利用したい人

ホームルーターはコンセントに挿して利用するものですが、モバイルWi-Fiは持ち運んで利用できるものです。外出先でインターネットを利用することが多い人は、モバイルWi-Fiが向いているでしょう。

また、モバイルWi-Fiもホームルーターも設置工事が不要です。固定回線は工事が必要なため、初期費用や2週間~1か月程度の工事期間を考慮する必要があります。工事費用を抑えたい、インターネットをすぐに利用したい人は、モバイルWi-Fiやホームルーターがおすすめです。

Q. 固定電話は必要?

A. FAXを利用したい、災害時に備えたい場合は必要

固定電話のメリットは、FAX機能があればFAXが利用できる、停電に強いため災害時に役立つ、スマホの通信障害にも備えられる、などです。

しかし、人によっては固定電話が必要ない場合もあります。ほとんど使用していなくて、固定電話が家に置いてあるだけになっている、というケースでは解約を検討しても良いでしょう。固定電話を解約すると、毎月発生している使用料を節約できます。

Q. データ使用量を確認する方法は?

節約のためにプラン変更をしたとしても、自分のデータ使用量と合っていなければ損をしてしまうこともあります。まずは、データをどのくらい使用しているのかを確認してみましょう。

iPhoneの場合

  1. 「設定」→「モバイル通信」をタップ
  2. 「現在までの合計」で確認
  3. スクロールし各アプリの使用量を確認

「現在までの合計」を表示させた所で下にスクロールすると、アプリごとの消費量も確認することができます。どのアプリで多く消費しているのかチェックしてみましょう。それらのアプリのモバイルデータ通信をオフにして、Wi-Fi接続時のみに利用できるよう、設定することもできます。

Androidスマホの場合

  1. 「設定」→「ネットワークとインターネット」をタップ
  2. 使用しているネットワークの歯車をタップ
  3. 直下に表示されるデータ使用量で全体を確認
  4. 「アプリのデータ使用量」をタップし、各アプリの状況を確認

Androidスマホでは、使用しているネットワークからアプリごとのデータ使用量が確認できます。それぞれのアプリの使用状況を確認し、モバイルデータ通信が適切に行えるよう設定しましょう。

ポイントを知って、上手に通信費を節約しましょう!

通信費の節約についてご紹介しました。毎月の通信費が高いと感じている場合には、スマホと固定回線の通信費の内訳を確認してみましょう。

節約を続けるうえで大切なのは、使い勝手が悪くならないようにすることです。そのためには、まず現在のデータ使用量や、固定回線のオプションなどを確認してみましょう。データが余っている、必要のないオプションがあるという場合は、プランや事業者の変更を検討するのがおすすめです。

通信費の節約を検討される際はぜひ、格安SIMへの変更をご検討ください。豊富なプランやオプション、サービスから自分に合うプランがきっと見つかります。

NUROモバイルは、格安で使える携帯電話会社の中でも、月額330円から利用可能な「使い方に合わせて選べる料金プラン」やデータ繰越やパケットギフトなどで「ムダなくデータ容量をやりくりできるサービス」が特徴です。

契約プランによっては、下記サービスが利用できます。

  • 対象SNSサービスを利用時にデータ容量を消費しない「バリューデータフリー
  • LINE・X(旧:Twitter)・Instagram・TikTokの対象サービスを利用時にデータ容量を消費しない「NEOデータフリー
  • 契約プランに応じて3か月ごとにデータ容量を追加で受け取れる「Gigaプラス

このような格安SIMの携帯電話会社のプランやオプション、サービスを利用することで、できるだけ「使えるデータ使用量」と「使うデータ使用量」の間にある余白を埋めることが可能です。

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