Xperia 10 Vを徹底レビュー!前モデルと比較
Androidスマホと言えばすぐ思い浮かぶ人も多い「Xperia™(エクスペリア)」シリーズ。今回は最新のXperia 10 Vを徹底レビューします。スマホを満足に使えるようこだわった最新のスペックをひとつ前のモデル(Xperia 10 IV)との比較も行いながら解説。是非参考にしてください。
目次
Xperia 10 Vは何がすごい?
- 驚くほど軽くスリムなボディ
- 臨場感あふれるステレオスピーカー
- 明るく鮮やかで大きなディスプレイ
- ながら使いが可能なマルチウィンドウ
- より高画質で賢いカメラ
- 大容量かつ省電力で、一日中めいっぱい使えるバッテリー
Xperia 10 Vは、Xperiaならではの特長を更に進化させた注目の新作モデル。世界で最も軽い(※)ボディやソニーならではの迫力あるサウンドなど、魅力がたくさん詰まっています。
それぞれ解説していきましょう。
※ 5000mAh以上のバッテリーを搭載する5G対応スマートフォンにおいて。2023年5月11日時点。ソニー調べ。
Xperia 10 Vのカラー展開
ブラック | ホワイト |
Xperia 10 Vについて、NUROモバイルではブラックとホワイトという人気の2色を取り扱っています。
Xperia 10 IVとXperia 10 Vのブラックを比較
※ 左がXperia 10 IV、右がXperia 10 Vです。
実際に、人気カラーのブラックをXperia 10 IVとXperia 10 Vで比較してみました。
全体の黒いボディの部分の色合いそのものには、ほとんど変化はありません。しかし、よく見るとXperia 10 Vでは、カメラ部分の縁や背面のSONYのロゴのカラーがより全体の色に馴染むように変更されていることが分かります。
色味がそろったことで全体のまとまりが強くなり、よりシャープな印象となっているといえるでしょう。
また、背面がマット仕上げであるため、さらりとした触り心地で、すっと手の中に馴染むのが印象的でした。
驚くほど軽くスリムなボディ
Xperia 10 Vの大きな特徴の一つと言ってもいいのが軽さ。約159 gと5000mAh以上のバッテリーを搭載する5G対応スマホにおいては、世界で最も軽いモデル(※)です。
また、横や縦の長さ、幅も絶妙。縦にしても横にしても持った時にほとんど負担を感じません。
サイドの電源ボタンや音量調整ボタンも片手で押しやすく、また、文字入力もしやすい配置で無理なくスムーズにスマホを使用することが出来ました。使いやすさが研究されつくしていることが使えば使うほどよく分かるように思いました。
※ 2023年5月11日時点。ソニー調べ。
ボディをXperia 10 IVと比較
Xperia 10 VとXperia 10 IVではボディに細かな違いがあります。
※ 左がXperia 10 IV、右がXperia 10 Vです。
まずは、この大きさ。Xperia 10 VはXperia 10 IVと比べて、横幅は約1mm、縦の長さは2mm大きくなっています。重さは約2g軽くなっているので、持ち比べたとき、サイズが大きくなったことの負担は全く感じられませんでした。
左側面 | 右側面 |
※ 左がXperia 10 IV、右がXperia 10 Vです。
左のカード挿入口や右の側面のボタンの位置に大きな変更はありません。
また、本体の上下には全く違いがないように感じました。
上面 | 下面 |
Xperia 10 IVと変わらず、上面にはイヤフォンジャックの挿しこみ口、下面にはUSB Type-Cの挿しこみ口がありました。
意外にも、持った時の感覚に一番違いを感じたのが、この縁のデザインの変化です。
Xperia 10 IV | Xperia 10 V |
縁をよく見ると、Xperia 10 IVは全体的に少し丸みが感じられるソフトな印象だったのに対し、Xperia 10 Vは平面が少し強調されたスタイリッシュな印象に。この変更が持った時の感覚に違いをもたらすように感じられました。
Xperia 10 IVよりもXperia 10 Vの方が、丸みが少ないため手に触れるスマホの面積が面から線へと小さくなり、密着感が軽減。そのため、スマホを持っている負担が少なく感じられ、軽く感じられるように思いました。
臨場感あふれるステレオスピーカー
ステレオや音楽の電子機器などで高音質な音響を追求してきたソニーに期待されるのが、スピーカーの性能。Xperia 10 Vにもそのこだわりが詰まっています。
Xperia 10 Vのスピーカーは、スマホの前面の上と下に配置されているのが特徴。今回は映画とサッカーの試合を見てみたのですが、画面を横にして映像を見ているとこちらに向かって音が立体的に聴こえるのが驚きでした。
高画質なディスプレイと立体感のある音響で、スマホという小さい画面ながら臨場感をもって動画を楽しむことができ、大満足。スマホで映画やライブ映像などを楽しみたいという方にぜひおすすめです。
明るく鮮やかで大きなディスプレイ
はっきりと鮮やかに映し出されるディスプレイ。Xperia 10 IVよりも、ディスプレイは一目で分かるほど大きくなりました。
この画面の鮮やかさと大きさが没入感を増長。軽く持ちやすいため、片手で持つのもまったく苦ではありません。
ながら使いが可能なマルチウィンドウ
スマホを使っていると、「これをしながらあれをしたい」と思うことが誰しもよくあることでしょう。たとえば、こんなシチュエーション。
- 動画を見ながら、「これってどういう意味だっけ?」と検索をする
- ライブ配信を見ながら、「このリアクションをみんなとシェアしたいな!」とSNSを開く
- 道に迷って遅れそうなことを連絡しながら、「これ以上迷わないように…」と地図を開く
こちらの作業を止めて、こちらのアプリに移って、また戻ってと繰り返していてはなかなかスムーズにはいきません。そんな悩みを解決するのがこのXperia 10 Vのマルチウィンドウ機能。
サイドセンスバーと呼ばれる画面の端に出てくるバーをダブルタップすることで簡単にマルチウィンドウにすることが可能です。
高画質で賢いカメラ
Xperia 10 Vのカメラはメインのバックとフロントの両方に「あったらいいな」という便利な機能が備わっています。
バック:思い通りにとれる超広角・広角・望遠の3つのレンズ
Xperia 10シリーズでは、バックに超広角・広角・望遠の3つのレンズを搭載。撮影時に画面をタップすることで使用するレンズを簡単に切り替えることが可能。立つ位置やスマホの位置を変えることなく、撮りたい距離感の写真を高画質で撮ることができます。
【屋内で横持ち】
超広角レンズ | 広角レンズ | 望遠レンズ |
【屋外で縦持ち】
超広角レンズ | 広角レンズ | 望遠レンズ |
肉眼に一番近いものが広角レンズの視野。全く動かず撮影したのですが、超広角レンズの視野の広さと望遠レンズの高い画質に思わず驚きの声が漏れました。使用するレンズを変えるだけで印象の違う写真を撮ることが可能と非常に便利な機能です。
フロント:タップいらずで自撮り可能
スマホで自撮りをしたことがある人なら、誰しも一度は手間取る撮影時のタップ。
「横向きにスマホを持つと全員映るけど画面のボタンが押しにくい」「ボタンを押そうとするとブレる」など、もどかしい思いをしたことも多いでしょう。
Xperia 10 Vなら、そんな悩みもなし。手のひらをカメラに向けると2秒後に自動でシャッターが切れます。
撮れた写真 |
ペットはカメラ目線をくれませんでしたが、撮りたい構図で苦労することなく簡単に撮影することが出来ました。
Xperia 10 IVから進化した広角レンズ
カメラの中で進化したのが、使用するレンズとしてデフォルトで設定されている広角レンズ。
Xperia 10 IVとXperia 10 Vではレンズは1 mm拡大したのに対し、有効画素数が約3600万画素も増えました。実際に初期設定のままシャッターを押して撮影をしてみました。
【屋内で横持ち】
Xperia 10 V | Xperia 10 IV |
まず屋内で撮影した際に、感じたのがホワイトバランスの差。Xperia 10 Vの方がやや青白い印象を受けました。
【屋外で縦持ち】
Xperia 10 V | Xperia 10 IV |
屋外で花を撮影したときに圧倒的に鮮やかに色が映るように感じたのはXperia 10 V。
画質の良さも各段に違います。今回分かりやすくするように花の中央部分を拡大してみました。Xperia 10 Vの方が、圧倒的に鮮明に映っているのが見て分かることでしょう。
【ナイトモードで撮影】
Xperia 10 V | Xperia 10 IV |
また、夜景にも違いが出ているように感じました。両機ともナイトモードで撮影しましたが、暗い中でもよりはっきりと細部まで鮮明に表現することができたのはXperia 10 Vの方でした。Xperia 10 IVの方も綺麗ではありますが、繊細さ、鮮明さといった面からみるとXperia 10 Vの方が圧倒的です。
光学式手ブレ補正
Xperia 10 Vの優れた点のひとつが、写真も動画も薄暗い場所で撮影しても手ブレしにくいということ。薄暗いから仕方がないと諦めることなく、残したい景色や瞬間を残すことが可能です。
この動画は18時ごろに屋内と屋外で撮影したもの。外は日も落ちかけて街灯が点くほどの暗さだったのにもかかわらず、手ブレが少なく驚きました。
大容量かつ省電力で、一日中*1めいっぱい使えるバッテリー
Xperia 10 Vは、5000mAhと大容量のバッテリーを持ちつつも、使う電力が少なく約34時間の連続動画再生が可能*2という驚きの性能を持っています。そのため、旅行やテーマパークへ遊びに行ったときなどに終日ずっとスマホを使ってしまっても充電の心配は不要です。
*1 お客さまのご使⽤環境やご利⽤状況により使⽤可能時間は異なります。
*2 ダウンロード再生時。お客さまのご使⽤環境やご利⽤状況により再生可能時間は異なります。
3年(※)使っても劣化しにくく、長寿命
また、一日電池の残量を気にしなくていいだけではありません。充電時のバッテリーへの負荷を軽減する技術が使われているため、バッテリーそのものが3年間(※)使っても劣化しにくいのも大きな特徴の一つ。一度買って長く使うことが可能です。
※ 同タイプバッテリーで充放電を繰り返すシミュレーションに基づく。バッテリーの寿命は利用状況によって変化します。
Xperia 10 Vの詳細
下記にXperia 10 Vのスペックと価格をIVと比較する形でまとめました。
Xperia 10 Vのスペック
Xperia 10 Vの詳細 | Xperia 10 IVとの比較 | ||
---|---|---|---|
基本情報 | カラー | ブラック、ホワイト | |
サイズ | 横:約68mm | 横:約1mm拡大 | |
縦:約155mm | 縦:約2mm拡大 | ||
厚さ:約8.3mm | |||
重量 | 約159g | 約2g軽量化 | |
バッテリー容量 | 5000mAh(内蔵電池) | ||
CPU | Snapdragon(R) 695 5G Mobile Platform | ||
メモリ | 内蔵(RAM/ROM) | 6GB/128GB | |
外部 | microSD/microSDHC/ microSDXC(最大1TB) | ||
ディスプレイ | サイズ | 約6.1インチ | 約0.1インチ拡大 |
種類 | 有機EL トリルミナス(R)ディスプレイ for mobile/FHD+ | ||
カメラ | 超広角 | 16 mm 有効画素数約 800万画素/F値2.2 | |
広角 | 26 mm 有効画素数約4800万画素(記録画素数約1200万画素)/F値1.8 | 焦点距離1 mm短縮 有効画素数約3600万画素拡大 |
|
望遠 | 54 mm 有効画素数約 800万画素/F値2.2 | ||
フロント | 有効画素数約800万画素/F値2.0 | ||
外部接続 | 外部デバイス | USB Type-C(TM) | |
その他機能 | 防水/防塵 | 防水(IPX51/IPX82)、防塵(IP6X3) | |
おサイフケータイ(R) | 〇 | ||
生体認証 | 指紋 | ||
3.5 mmオーディオジャック | 対応 | ||
SIM | nanoSIM/eSIM (デュアルSIM) |
Xperia 10 Vの価格
Xperia 10 IV | Xperia 10 V |
52,580円 | 63,500円 |
※ NUROモバイルでの本体端末価格。2023年11月時点。
Xperia 10 Vは、魅力に磨きがかかった驚きのスマホ
今回はXperia 10 VとXperia 10 IVを実際に比較し、Xperia 10 Vの魅力をお伝えいたしました。
スマホを思う存分楽しめるよう、画質や音響、サイズ、持ち心地など一つひとつに真剣にこだわり抜いて作られたXperia 10 Vは、手に取った瞬間からあっと驚くこと間違いなしの傑作です。
そんなXperia 10 Vを販売するソニーのグループ会社が、サービスを提供するのがNUROモバイル。
NUROモバイルは、格安で使える携帯電話会社の中でも、月額330円から利用可能な「使い方に合わせて選べる料金プラン」やデータ繰越やパケットギフトなどで「ムダなくデータ容量をやりくりできるサービス」が特徴です。
また、契約プランによっては、下記サービスが利用できます。
- 対象SNSサービスを利用時にデータ通信量を消費しない「バリューデータフリー」
- LINE・Twitter・Instagram・TikTokの対象サービスを利用時にデータ通信量を消費しない「NEOデータフリー」
- 契約プランに応じて3か月ごとにデータ容量を追加で受け取れる「Gigaプラス」
ストレスフリーな速さでコスパもいい!「NEOプラン」とは?
5GBで990円!「バリュープラス」とは?
NUROモバイルでは、Xperia 10 Vをブラックのホワイトの2色販売しております。是非この機会にXperia 10 Vに、NUROモバイルに、乗り換えてはいかがでしょうか。
※ 記事上に掲載している商品名・サービス名・会社名またはロゴマーク等は各社の商標、登録商標もしくは商号です。説明の便宜のためにその商品名・会社名等を記載する場合がありますが、それらの商標権の侵害を行う意志、目的はありません。
2023年12月1日 2023年12月1日
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