スマホのデータ使用量の確認方法は?機種別に解説

スマホのデータ使用量の確認方法は?機種別に解説

スマホを快適に利用するには、データ使用量を適切に管理することが重要です。この記事では、iPhone・Androidスマホ別にデータ使用量の確認方法を解説します。また、データ使用量の上限を超えた場合の対応、データ使用量を節約するコツ、スマホの使用用途に合わせたおすすめのデータ容量ついても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

データ使用量とは?

データ使用量とは?

データ使用量とは、スマホで利用したモバイルデータ通信の容量のことです。モバイルデータ通信は、インターネットの閲覧やアプリの使用、動画の視聴などで消費されます。

契約している通信プランによっては、月々のデータ使用量に上限が設定されている場合があります。この上限を超えると通信速度が制限され、スマホの利用に支障をきたすこともあるため注意しましょう。

スマホを快適に使うためには、データ使用量を効率的に管理し節約することが大切です。以下で、データ使用量の見方や目安を解説します。

データ使用量の単位【MB・GB】

データ使用量を表す最小の単位は「B(バイト)」です。これは半角英数字1文字分のデータ量に相当します。スマホのデータ使用量を表す際には、主にMB(メガバイト)やGB(ギガバイト)が使用されます。

データ使用量の単位大きさ
B(バイト)1B=半角英数字1文字分のデータ量
KB (キロバイト)1KB = 1,024B
MB(メガバイト)1MB = 1,024KB
GB(ギガバイト)1GB = 1,024MB
TB (テラバイト)1TB = 1,024GB

上記の通り、単位が上がるごとに1,024倍ずつ増加します。とくにGBは、月間のデータ使用量を表す際によく使われる単位です。

データ使用量の目安【1GBでできること】

次に、データ使用量の目安を見ていきましょう。以下は1GBでできることについてまとめたものです。

利用内容使用通信量1GBで使用できる目安
ニュースサイト閲覧約0.3MBで1ページ3,300ページ
メール送受信約0.5MB2,000通
地図アプリ約1MBで10分約166時間
動画視聴(標準画質)約300~500MBで1時間2~3時間

上記の表を参考に、自分のスマホの使い方を振り返り、月々に必要なデータ容量を把握しておくことが重要です。効率的なデータ管理が、快適なスマホ利用につながります。

【iPhoneとAndroidスマホ】データ使用量の確認方法

お使いのスマホのデータ使用量を確認してみましょう。スマホのデータ使用量を確認する方法は、iPhoneとAndroidスマホで異なります。以下、それぞれの手順を解説します。

iPhoneでの確認手順

  • 「設定」→「モバイルデータ通信」をタップ
  • 「現在までの合計」からデータ使用量を確認

Androidでの確認手順

  • 「設定」→「ネットワークとインターネット」をタップ
  • 「モバイルネットワーク」をタップ
  • 「アプリのデータ使用量」からデータ使用量を確認

端末の設定画面で確認できる使用量は目安であり、キャリア側の計測結果とは異なる場合があります。より正確なデータ使用量を知りたい場合は、各キャリアが提供する専用アプリやウェブサイトをご利用ください

また、端末で表示される数値は累計のデータ使用量です。以下で、月ごとの確認方法を解説します。

月ごとのデータ使用量を確認するには?

月ごとのデータ使用量を確認するには、データ使用量を毎月リセットするか、各携帯電話会社のwebサイトで確認しましょう

各携帯電話会社のwebサイトから確認する場合は、各サイトのマイページにログインし「利用状況」などの項目を確認することで、月ごとの正確なデータ使用量を把握できます。

また、iPhoneでリセットする手順は以下の通りです。

iPhoneでデータ使用量をリセットする手順

  • 「設定」→「モバイルデータ通信」をタップ
  • 画面下部の「統計情報をリセット」をタップ

なお、NUROモバイルでは、契約したスマホでNUROモバイルアプリ」を使うことでデータ使用量を簡単に確認できます。現在の使用量や残りの容量が一目でわかるため、手軽に確認したい人におすすめです。アプリ内の節約スイッチ低速モードへの切り替えることもできるため、データ使用量の節約にも役立ちます。

月々のデータ使用量を超えるとどうなる?

月々のデータ使用量を超えるとどうなる?

月々のデータ使用量に上限があるプランでは、上限を超えると通信制限がかかる場合があります。制限がかかると通信速度が大幅に低下し、動画視聴やネット検索がスムーズに行えなくなるなど、スマホの使用に支障をきたすことがあります

こうした状況を回避するためには、月々のデータ使用量を正確に把握し、無駄を減らす節約の工夫が必要です。以下でデータ使用量を節約する6つのコツをご紹介するので、ぜひお試しください。

データ使用量を節約する6つのコツ

スマホのデータ使用量を節約するための具体的な方法を6つご紹介します。スマホを快適に使用するために、以下6つのコツを心がけていきましょう。

Wi-Fiを利用する

Wi-Fiに接続することで、インターネット利用時のデータ使用量を抑えることができます。とくに、容量の大きなデータやアプリのダウンロード、動画視聴を行う場合はWi-Fi接続がおすすめです。

自宅にWi-Fiがない場合は、通信費の節約や快適なネット環境のために導入を検討するとよいでしょう。Wi-Fiの積極的な利用がデータ節約の鍵です。

バックグラウンド機能をオフにする

バックグラウンド機能をオフにすることで、スマホのデータ使用量を効率的に節約できます

バックグラウンド機能とは、アプリを操作していない時でもデータの同期や更新を自動的に行う仕組みのことです。不要なアプリのバックグラウンド通信を停止することで、データ消費を抑えられるだけでなく、バッテリーの節約にもつながります。

低データ消費モードを活用する

低データ消費モードやデータセーバーを有効にすることで、モバイルデータの使用量を効果的に抑えられます

このモードをONにすると、アプリのバックグラウンド通信がWi-Fi接続時のみに制限されるため、無駄なデータ消費を防げます。簡単な設定で利用できるため、データ使用量を抑えたい方におすすめの方法です。

自動アップデート機能をオフにする

自動アップデート機能をオフにすることで、データ使用量を節約できます。とくに、バックグラウンドでの更新は多くのデータを消費するため、Wi-Fi接続時に限定する設定がおすすめです。

これにより、必要なアップデートだけを効率よく行えるため、モバイルデータの無駄を防ぐことができます。こまめなアップデート管理で、通信費の節約が期待できます。

位置情報をオフにする

常に位置情報サービスをオンにしている場合、便利な反面データ使用量が増加することがあります。位置情報が必要ない場合は、設定から位置情報サービスをオフにするのがおすすめです。

必要のないバックグラウンドでのデータ通信を防ぐことで、こまめな節約につながります。

アプリごとに通信量を節約する

InstagramやX(旧:Twitter)、YouTubeなど、画像や動画を多用するアプリは通信量を多く消費します。そのため、アプリごとに通信量を節約する設定を行うことが重要です。

とくに動画視聴では、画質を低く設定することで効率的にデータを節約できます。アプリの設定を見直すことで、データ消費を大幅に抑えることが可能です。

以下の記事で通信量を節約するための手順をくわしく解説しているので、こちらもチェックしてみてください。

ギガ(通信量)を節約する手順についてくわしくはこちら

データ使用量に合わせた料金プランの選び方

データ使用量に合わせた料金プランの選び方

データ使用量を節約しても通信制限がかかる場合は、データ容量の大きいプランへの切り替えがおすすめです。使用状況に応じたデータ容量を選ぶことで、通信制限を回避し、快適にスマホを利用できます。

軽くインターネットを利用する人は3〜5GB

ブラウザ検索や軽いネットサーフィンを中心に利用する方には、月間3〜5GBのデータ容量がおすすめです。これくらいの容量があれば、基本的なインターネット利用には十分対応できます。

無駄なデータを抱えず通信費を抑えられるプランのため、動画やアプリの利用が少ない方に最適です。

スマホで仕事をする人は10〜15GB

スマホで仕事のやり取りやオンライン会議を行う方には、10〜15GBのデータ容量がおすすめです。通信制限がかかると業務に支障が出やすいため、十分な容量を確保しておくことが大切です。

また、たまにYouTube動画を視聴する方も、余裕を持たせたデータ容量を選ぶことで快適に利用できるでしょう。

動画視聴やオンラインゲームを日常的に楽しむ方は20GB以上

スマホで動画や映画、ドラマを日常的に楽しむ方には、20GB以上のデータ容量がおすすめです。動画視聴はデータ消費が多いため、大きめの容量が必要になります。

また、オンラインゲームを楽しむ方も、安定したプレイ環境を維持するために20GB以上のプランが適しています。さらに、20GBでも不足する場合は30GB〜50GBの大容量プランを検討すると安心です。

データ使用量に関するよくある質問

Q.速度制限がかかった場合はどうする?

A. 速度制限は、翌月1日の午前0時以降に自動解除されることが一般的です。自動解除まで待つか、通信容量を追加で購入して利用を続ける方法があります。また、Wi-Fiに接続すれば速度制限の影響を受けずにインターネットを利用できます。

Q.データ通信量が急に増える原因は?

A. データ通信量が急増する主な原因は、バックグラウンドでのアプリ更新や同期、高画質での動画視聴、位置情報サービスの使用、または大容量ファイルのダウンロードなどが挙げられます。設定を見直すことで無駄な消費を防げるでしょう。

Q. Wi-Fiを使っているのにギガが減る原因は?

A. Wi-Fi接続中でも、電波が不安定な場合はモバイルデータへ自動切り替えされることがあります。また、一部のアプリがバックグラウンドでモバイルデータを使用している可能性もあるため、設定の確認が必要です。

Q.契約したデータ容量を使い切れなかった場合は繰り越しできる?

A. 契約しているプランにデータ繰り越しのサービスがある場合、使い切れなかったデータ容量を翌月以降に繰り越すことが可能です。NUROモバイルでは、未使用のデータ容量を翌月に繰り越せるため、無駄なく活用できます

スマホのデータ使用量を管理して快適な利用を

スマホのデータ使用量をしっかりと管理し節約することで、快適に利用することができます。まずは自分のデータ使用量を把握した上で、日々の節約を心がけましょう。

また、節約の方法を試しても通信制限がかかってしまう場合は、データ容量の大きいプランへ切り替えることがおすすめです。自分に最適なプランを選び、よりお得でストレスフリーなスマホ利用を目指しましょう。

NUROモバイルは、格安で使える携帯電話会社の中でも、月額330円から利用可能な「使い方に合わせて選べる料金プラン」やデータ繰越やパケットギフトなどで「ムダなくデータ容量をやりくりできるサービス」が特徴です。

そのほか契約プランによっては、下記サービスが利用できます。

  • 対象SNSサービスを利用時にデータ通信量を消費しない「バリューデータフリー
  • LINE・X(旧:Twitter)・Instagram・TikTokの対象サービスを利用時にデータ通信量を消費しない「NEOデータフリー
  • 契約プランに応じて3か月ごとにデータ容量を追加で受け取れる「Gigaプラス

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作成日2025年2月19日 更新日2025年2月19日



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