初速バーストとは?メリットや通信制限時でも役立つポイントを解説
初速バーストは、高速通信のデータ容量を使い切った後の通信制限時に活躍します。初速バーストによって、通信速度が遅い状態のストレスを軽減できます。
しかし、「初速バーストが何かよく知らない」という人もいるでしょう。
そこでこの記事では、初速バーストの意味やメリットについて解説していきます。
初速バーストは、MVNO(格安SIM)を選ぶ際の重要なポイントになります。MVNOの新規契約や乗り換え時の参考にしてください。
目次
初速バーストとは?
初速バーストとは、高速通信のデータ容量がなくなり通信速度の制限がかかった状態でも、一定量の高速通信を行うことができる機能です。言い換えれば、スマートフォンが低速通信(通信速度制限)の状態でも、はじめの数秒間は高速通信が行えます。
別名「バースト転送」と呼ばれており、NUROモバイル等のMVNOで利用できます。
この初速バーストは、万が一、データ容量を使い切った後に活躍する機能です。初速バーストに対応しているMVNOなら、低速通信の時には自動的に数秒間の高速通信を行います。特別な設定や申し込み手続きが不要なので、手軽です。
初速バーストの詳しいメリットは、次の章で解説します。
初速バーストのメリット
初速バーストのメリットは、以下の3つです。
- Webサイトが読み込みやすくなる
- SNSを利用しやすくなる
- 「通信制限の状態になっても多少は大丈夫」という安心感がある
順番にみていきましょう。
Webサイトが読み込みやすくなる
初速バーストによって、通信制限の状態でも、通信開始直後の速度が速くなるので、Webサイトが読み込みやすくなります。
例えば、ニュースや記事等のテキストを中心としたWebサイトを開く場合に、通信制限がかかっていない通常の通信速度に近いスピードで、Webサイトを表示しやすくなります。テキストは画像や動画と違ってデータ容量が小さいので、初速バーストにより、一気にWebサイトを読み込めるのです。
SNSを利用しやすくなる
初速バーストがあれば、SNSの投稿もしやすくなります。
例えば、TwitterやLINE等のテキスト中心のSNSは、通常の通信速度とほぼ変わらないスピードで投稿を行いやすくなります。また、SNSの投稿のテキストや画像の読み込みをする際にも活躍します。
ただし、InstagramやYouTube等の画像や動画中心のSNSは、必要なデータ容量が大きいため、初速バーストがあっても、通常の通信速度と比べると読み込みに時間がかかる場合があります。
それでも、初速バーストに対応しているMVNOは、最初の数秒は高速通信が使えるため、初速バーストがないMVNOに比べて、SNSを利用する際のストレスは少なくて済むでしょう。
「通信制限の状態になっても多少は大丈夫」という安心感がある
初速バーストに対応しているMVNOは、「通信制限の状態になっても大丈夫」という安心感があります。
初速バーストがないMVNOでは、通信制限になると通信制限が解除されるまで、ずっと通信速度が遅くなってしまいます。そのため、「通信制限の状態になったらどうしよう」と不安になりやすいです。
しかし、初速バーストに対応していれば、通信制限の状態でも、初速バーストがないMVNOに比べて、インターネットを使いやすいです。よって、「通信制限の状態になっても多少は大丈夫」という安心があります。
初速バーストの注意点
初速バーストの注意点は、以下の2つです。
- 動画視聴時には効果が続かない
- 重たいデータのダウンロードには時間がかかる
それぞれ詳しく解説していきます。
動画視聴時には効果が続かない
初速バーストは、通信開始直後の数秒間だけ通信速度を上げる機能です。動画視聴時は、初速バーストが維持できる時間を超えてしまいます。
そのため、YouTube等の動画サイト等は初速バーストの効果が低いです。
高画質の動画を長時間視聴したい場合は、データ容量の大きいプランを契約する方がスムーズでしょう。
重たいデータのダウンロードには時間がかかる
重たいデータはダウンロードするまでに時間がかかるので、初速バーストの効果を維持することは難しいです。
通信制限がかかっている状態でどうしても重たいデータをダウンロードしたい場合は、固定回線やWi-Fiにつなげてダウンロードする方がよいでしょう。
そもそもMVNOの通信速度は?
MVNOの通信速度は、通信を行う環境や状況で差が出ます。時間帯・場所・利用者によって通信速度が上下するからです。
通信制限後の通信速度が200Kbps以下に落ちることは、ほとんどのMVNOに共通しています。そのままインターネットを使うと通信速度が遅いため、ストレスを感じてしまう時があります。
しかし、上でもお伝えした通り、初速バーストが利用できるMVNOであれば、通信制限時の通信速度のストレスを減らしてくれます。
初速バーストの体感速度は?
初速バーストの体感速度は、使っているMVNOの通常の高速通信の時に近い通信速度になります。
初速バーストのあるMVNOであれば、通信制限時でも多くのサイトやアプリをスムーズに利用しやすいので「通信制限中でも、思ったよりインターネットが使える」と感じる人もいるでしょう。
初速バーストを使うならNUROモバイルがオススメ
初速バースト対応のMVNOは、NUROモバイルがオススメです。その理由は、以下の通りです。
- トリプルキャリアに対応している
- NEOプランなら、通信制限後の通信速度が1Mbps
- データ容量のやり繰りができる
- 月額基本料金が安い
- 5G通信が無料で使える
それぞれ詳しく解説していきます。
トリプルキャリアに対応している
NUROモバイルはトリプルキャリアに対応しており、申し込み時に大手キャリアのドコモ・au・ソフトバンクの回線から選択が可能です。
大手キャリアからMVNOに乗り換える場合、スマートフォンにSIMロック解除がかかっていても、これまでと同じ回線を選べば、今使っているスマートフォンをそのまま利用できます。
長年利用してきた回線を選ぶことは、乗り換えの不安を解消することにもつながります。
※ NEOプランは、ドコモ回線のみ提供しております。
NEOプランなら、通信制限後の通信速度が1Mbps
NUROモバイルが2021年11月から提供開始している「NEOプラン」は、専用の帯域を使っているため、通信が込みやすい通勤・通学の間や休憩時間等でも、インターネットを楽しめます。
さらに通信制限後の通信速度が、1Mbpsです。1Mbpsの通信速度があれば、YouTubeの標準画質の動画視聴に加えて、LINEやSkypeのビデオ通話等を問題なく使えます。もちろん初速バーストも利用できます。
そのため、制限後もストレスなくインターネットを使えます。
ぜひNUROモバイル「NEOプラン」の快適な通信速度を実感してみてください。
データ容量のやり繰りができる
NUROモバイルはデータ容量を繰り越せるので、余ったデータ容量は翌月に利用できます。
さらに、NUROモバイルはデータ容量のギフトも可能です。このパケットギフトを使えば、NUROモバイルのユーザー同士でデータ容量をやりとりできます(NEOプランはNEOプラン間のみ)。
データ繰越やパケットギフト、Gigaプラス、チャージ等のデータ容量に関するオプション・サービスが充実しているので、データ容量を無駄にすることなく使えるでしょう。
月額基本料金が安い
NUROモバイルの「バリュープラス」なら、3GB月額792円で使えます。
3GBだとデータ容量が足りない場合は、5GBで月額990円、10GBは1,485円と、どのプランもリーズナブルな価格になっています。
さらに、データ容量を増やしたい人には「NEOプラン」がオススメです。20GBのデータ容量が使える上、Instagram・Twitter・LINEの一部の通信量はカウントされません。
とにかく月額基本料金を抑えたい人は「バリュープラス」が最適です。SNSを中心にデータ容量をたくさん使いたい人は「NEOプラン」を選びましょう。どちらも用途に応じておトクな価格で利用できます。
5G通信が無料で使える
NUROモバイルは、5G通信が無料で使えるMVNOです。5G通信が使えるとより快適にインターネットを利用できます。
5G通信を使うには、5G通信に対応している端末が必要です。5G通信に対応している端末はNUROモバイルで購入できます。超高速通信を利用したい人は、契約と同時に端末の購入も検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ:初速バーストはおトクな料金のNUROモバイルで使おう
通信速度の制限で毎月月末にイライラしている人も多いはず。
NUROモバイルは初速バーストに対応しているため、高速通信のデータ容量を使い切った状態でもインターネットが使いやすMVNOです。
データ容量別にプランがあり、オプション・サービスが充実しているので、ライフスタイルに応じて最適な料金プランを選べます。
さらに、5G通信が無料で利用でき、バリュープラスならトリプルキャリアに対応しているので、乗り換えや新規契約に不安がある人でも安心できます。
おトクな料金で、月末も快適にスマートフォンを利用したい人は、NUROモバイルをぜひ検討してみてください。
2021年12月16日 2021年12月16日
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