格安スマホとは?長所短所と後悔しない選び方を紹介

その名の通り、月額基本料金が安い格安スマホ。ここ最近で自分の周囲にも乗り換えた人がちらほら出てきて、大型量販店に行ったり、ネットショッピングをしたりしていると目にすることが多くなってきていませんか?

「『格安スマホ』は良いって聞くけど、そもそも普通のスマホ(大手キャリアのスマホ)と何が違うのか分からない……」
「今使っている電話番号が変わると不便だし、知らない会社に乗り換えるのは不安」
「料金が安くなる代わりに通信速度が遅くなってストレスにならない?」

誰に聞いたらいいのか、何を聞いたらいいのか分からない事も多く、面倒だから、ちょっと怖い気がするから、と、安心料として高い通信費を支払っている状態ではないでしょうか。

現代の生活必需品と言えるスマートフォン。ドコモ・au・ソフトバンク等の大手キャリアを契約していれば、通信速度も比較的安定していて、分からない事があれば近くのお店に行って訊けば良いという安心感があります。しかし、契約内容によっては、毎月高い通信費を支払う事になります。

通信費が高すぎる、もう少し抑えたいと考えているなら、格安スマホに乗り換えてみませんか?
この記事では、格安スマホに乗り換える際に必要な3つのポイントをご紹介します。

  • 1格安スマホはどうして安い?
  • 2メリット・デメリット
  • 3選び方・見るべきポイント


これから格安スマホに乗り換えたいと考えている人は、ぜひ最後までご覧ください。

格安スマホとは?大手キャリアのスマホとの違いを解説

格安スマホとは、大手キャリアから回線の一部を借りることで、インターネット通信や音声通話を低価格で提供するモバイル通信サービスの通称です。格安スマホを提供している会社は別名「MVNO(仮想移動体通信事業者)」と呼ばれています。

大手キャリアは、自社でアンテナや基地局等の通信設備を保有しています。それに対し、MVNOは「通信設備を自社で保有していない」という点が、大手キャリアとの大きな違いです。

また、インターネットでの申し込みやサポートをメインとしており、店舗自体ほぼありません。大型量販店等で窓口がある場合もありますが、大手キャリアの比ではないでしょう。

MVNOは、徹底的にコストカットをすることによって、大手キャリアに比べて月額基本料金を安く提供できているのです。

nuro mobile

格安スマホの5つのメリットは?

大手キャリアのスマホと比較しても、格安スマホを使うメリットはたくさん存在します。
以下5つが主なメリットです。

  • 1月々の基本料金が安い
  • 2利用用途に合ったプランが選べる
  • 3翌月のデータ容量の変更が手軽にできる
  • 4今使っている端末を引き継げる
  • 5試しやすい

それぞれ説明していきます。

【格安スマホのメリット1】月々の基本料金が安い

月額基本料金が安いことは、最大で最高のメリットと言えるでしょう。
例えば、NUROモバイルの料金プランは以下の通りです。

NUROモバイル 料金表

プラン名データ容量月額基本料金
(音声通話付SIMの場合)
VSプラン3GB792円
VMプラン5GB990円
VLプラン10GB1,485円
NEOプランLite20GB2,090円
NEOプラン20GB2,699円

家族割を使ったり、光回線とセットで契約したりしなくても、元の月額基本料金自体がリーズナブルであることが特長です。

申し込み特典もあるため、プランによってはさらにオトクになります。

「毎月20GBも使わないから10GBでOK」「毎月10GB以上は使うけど、月額基本料金を下げたい」という場合、格安スマホのNUROモバイルにすると毎月数千円、年間で数万円以上の節約が可能です。

このように、月々の基本料金を大きく抑えられる点が、格安スマホのメリットだと言えます。

【格安スマホのメリット2】利用用途に合ったプランを選べ

大手キャリアで契約したスマートフォンを利用している人からすると、「スマホは電話なのだから通話が出来て当たり前」と考えている人も多いかもしれません。
しかし、スマートフォンは電話だけではなく、ネットにつながる端末の一つでもあります。「通話が付いたプラン」もあれば、通話をしない人向けの「データ通信のみのプラン」もあるのです。

格安スマホでは、自分の利用用途に合わせてプランを選択できます。「必ず通話付きプランに加入する必要がある」ということはありません。

例えばNUROモバイルだと、以下の3つのSIMタイプから選択できます。 

  • データ通信専用 SIM(※):データ通信のみが使える
  • データ通信+SMS SIM:データ通信とSMSが使える
  • 音声通話付き SIM:データ通信とSMS と通話が使える

「ネットやゲームはするけど、SMSと通話はほとんど使わないから、データ通信だけのプランでいい」
「LINE等の会員登録の際にSMSでの認証が必要だから、データ+SMSのプランを使いたい」
「ネットも通話もしたいから、音声通話付きのプランを選ぶ」
というように契約プランを選べます。

格安スマホなら、メインのスマートフォン用に通話付きプラン、サブのスマートフォン用にデータ専用のみのプランを選ぶというように、自分のスマートフォンの使い方に合わせて契約ができます。

(※) データ通信専用のプランでは、通常の電話はできませんが、アプリを使って通話をすることは可能です。

【格安スマホのメリット3】翌月のデータ容量の変更が手軽にできる

格安スマホは翌月のデータ容量の変更、すなわちプラン変更自体が手軽にできます。

大手キャリアの場合、プランによって毎月のデータ容量が固定されていたり、家族割やオプションとのセット等が組まれていたりすることがあるため、データ容量を使っただけ支払う段階性のプランを契約していない限り、データ容量を変更することは難しいのではないでしょうか。

またプランの種類も多く複雑なため、翌月のデータ容量を変更するためにプランを調べるのは面倒に感じる人もいるでしょう。

それに対して格安スマホは、プランが比較的シンプルで分かりやすいため、その時々に合わせて、手軽にプラン変更が出来ます。

「来月は出張があるから、データ容量の大きいプランに変更しておこう」
「最近はあまり使っていないから、来月からはデータ容量が小さいプランに変更しておこう」
というようにマイページで翌月のデータ容量の調整が可能です。

「毎月20GBのプランにしているけど、2GBくらいしか使っていない」という場合は、データを大きく余らせているので勿体ないです。小さいデータ容量のプランに変更した方がムダは少ないです。

自分の生活に合わせて、最適なデータ容量に変更できるのも、格安スマホのメリットです。

【格安スマホのメリット4】 今使っている端末を引き継げる

格安スマホは、大手キャリアで契約している端末を引き継いで使うことも出来ます。乗り換えに伴って、新しい端末を購入する必要はありません。

端末の中に入っている「SIMカード」と呼ばれるチップを差し替えて設定するだけで、格安スマホの安い料金プランで、今の端末が利用可能です。

ちなみに、2021年10月1日より以前に大手キャリアで購入したスマートフォンには、「購入したキャリアの回線しか使えない」というSIMロックがかかっています。

もし今の端末にSIMロックがかかっていたとしても、トリプルキャリア対応の格安スマホなら、今のスマートフォンがそのまま使えます。

例えばNUROモバイルの「バリュープラス」は、申し込みの際にドコモ・au・ソフトバンクの3つの回線を選べるので、スマートフォンを購入したキャリアに合わせて回線を選ぶことで、今のスマートフォンがNUROモバイルでも使えます。ソフトバンクのスマートフォンなら、申し込み時にソフトバンク回線を選択し、届いたSIMカードに差し替えて設定をすれば、そのまま使えるわけです。

ただしスマートフォンの機種によっては、格安スマホに対応しない機種もあります。格安スマホを申し込みする前に動作確認済端末ページを事前に確認しておきましょう。

なお、2021年10月1日以降にキャリアで購入した新しいスマートフォンであれば、SIMロックは原則設定されていませんので、好きな回線やプランを選べます。

使っている端末はそのままでSIMカードを格安スマホに変えれば、端末を購入することなく通信費を抑えられます。端末にたくさん思い出が残っていたり、データ移行や初期設定が面倒だったりと、慣れたスマホを変えたくないという人は安心でしょう。

【格安スマホのメリット5】 試しやすい

「格安スマホが気になるけれど、すぐに全面移行するのは怖い」「まずは使ってみたい」という人向けに、お試し価格のプランを用意している格安スマホも存在します。

NUROモバイルには、格安スマホのデータ通信を試してみたい人やWi-Fi接続をメインで利用している人向けに月額330円からの「お試しプラン」を用意しています。

通話付きのプランを試してみたい人には、3GBが月額792円で使える「バリュープラスのVSプラン」もオススメです。

解約金やMNP転出手数料がかからないため、「格安スマホを安く試してみたい」という人は是非活用してみてはいかがでしょうか。

格安スマホの4つのデメリットは?

格安スマホのメリットをお伝えしましたが、キャリアと比較するとデメリットがあるのも事実です。
以下に4つのデメリットを紹介します。

  • 1キャリアのサービスが使えない
  • 2通信速度が大手キャリアと比較すると遅い
  • 3店頭で相談しにくい
  • 4支払い方法がクレジットカードのみの場合が多い

ではそれぞれ解説します。

【格安スマホのデメリット1】キャリアのサービスが使えない

格安スマホを契約すると、大手キャリアが提供しているサービスが使えません。

キャリア決済サービスがその代表例です。その他にも格安スマホによってはLINEで年齢確認ができず、ID検索で自分のアカウントが出てこない場合もあります。

ただ、キャリア決済サービスが使えなくても、代替の決済サービスがたくさんあります。使えないから日常生活に大きな支障が出るわけではありません。

また、LINEのID検索については、相手が大手キャリアのスマホであれば、自分が相手を検索することで友達の追加が可能です。LINEのQRコードを交換して友だち追加することもできます。

なお、2021年12月からドコモ・au・ソフトバンクのキャリアメールは、月額300円程度のオプション費用を払うことで、格安スマホでも使い続けられるようになりました。詳しくは、「【2022年版】キャリアメールの移行や持ち運びとは?手順やフリーメールの種類も紹介」の記事を参考にしてください。

【格安スマホのデメリット2】通信速度が大手キャリアと比較すると遅い

大手キャリアと比較した場合、格安スマホの通信速度は遅いです。

理由としては、大手通信会社の電波を一部間借りして通信しているからです。通信ができるエリアは大手通信会社と同じですが、通勤・通学時間やお昼休み中等の多くの人がスマホを使用する時間帯は速度が遅くなりがちです。

ただし遅いといっても、メッセージやネットサーフィンが中心の利用であれば、ほとんど問題はありません。
動画やアプリのダウンロード等は自宅のWi-Fi環境を利用し、外出先ではデータ通信をあまり使わないというケースであれば、格安スマホでも十分です。

「動画やゲームを楽しみたいから通信速度は速い方が良い」という人は通信速度の速いプランを選ぶことで、混雑時でもインターネットを楽しめます。

例えば、NUROモバイルでは、専用帯域だからサクサク使える「NEOプラン」を提供しています。詳しくは、後の章で解説しています。

【格安スマホのデメリット3】店頭で相談しにくい

格安スマホは、人件費を抑えるために店舗が少なかったり、インターネット販売のみだったりと、対面販売を基本としない場合がほとんどです。インターネットで申し込みが完結する会社の場合、申し込み方法や料金プランがよく分からない、となったらインターネット上で解決する必要があります。

スマホやインターネットにそれほど詳しくなく、機種変更・プラン変更のたびに対面でサポートしてもらっていた人にとってはデメリットとなるでしょう。

とはいえ、格安スマホは料金プランやオプションがシンプルなことも多く、Webサイト内に記載されているチャットやメール、電話でオペレーターが相談に乗ってくれます。

店舗で相談できなくても、インターネット上のサポートを上手く活用すれば、スマホにも詳しくなり、固定費も下げられるので一石二鳥!?かもしれません。

【格安スマホのデメリット4】支払い方法がクレジットカードのみの場合が多い

格安スマホは、支払い方法がクレジットカードのみの場合が多く、大手キャリアのように口座振替やコンビニ振込での支払いに対応している会社はまだまだ少ないです。

そのため、クレジットカードを持っていない人や、持っていても使うことに抵抗がある人には、利用しづらいと感じる事があるでしょう。

ただしクレジットカードを持っていて日常的に利用している人なら、支払い方法をクレジットカードに設定するだけなので、大きなデメリットにはなりにくいです。

格安スマホに向いている人・向いていない人

「自分は格安スマホにした方が良いのか迷う」と思う人もいるでしょう。そこで以下の2つについて解説します。 

  • 格安スマホに向いている人
  • 格安スマホに向いていない人

ぜひ参考にしてください。

格安スマホに向いている人

格安スマホに向いているのは、以下のような人です。 

  • スマホの月額基本料金を安くしたい人
  • 通信速度はあまり気にしない人
  • 自分に合ったプランを選びたい人
  • 店舗でのサポートを必要としていない人
  • 2台目のスマホやデュアルSIMとして使いたい人

スマホの料金を安くしたい人には、格安スマホが一番と言っても過言ではないでしょう。

また、格安スマホでもサクサク使えるプランが登場しています。NUROモバイルの「NEOプラン」は専用帯域のため、格安スマホの中でも高品質な通信を提供しています。

毎月の利用状況やライフスタイルに合ったプランを選びたい人にもピッタリです。格安スマホのメリットでも紹介したように、通話のないプランを選べたり、毎月手軽にプラン変更をしたりすることが可能です。

店舗でのサポートを必要としていない人は、店舗がない分だけ月額基本料金が安い格安スマホが向いています。

さらに、2台目のスマホやデュアルSIMとして使いたい人にも格安スマホは向いています。毎月1,000円以下の料金プランもあるので、お財布に優しく運用しやすいのではないでしょうか。

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格安スマホに向いていない人

格安スマホに向いていないのは、以下のような人です。 

  • クレジットカードを持っていない人
  • キャリア決済を頻繁に利用している人
  • 店舗でのサポートを受けたい人
  • LINEのID検索を使いたい人

クレジットカード払いになることの多い格安スマホは、クレジットカードを持っていない場合は申し込み自体が難しくなります。そのうえ、格安スマホではキャリア決済が使えないため、頻繁にキャリア決済サービスを利用している人には相性が良くないでしょう。

対面で手厚いサポートを受けたいと考えている場合は、全国で多数の店舗を展開している大手キャリアの方が向いています。

ほとんどの格安スマホはLINEのID検索に対応していません。そのため、LINEのID検索を使いたい人は、「格安スマホだと不便」と感じるかもしれません。ただし、LINEは電話番号やQRコードを使っても友達の追加ができるため、ID検索が使えなくても慣れれば、不便を感じなくなる可能性もあります。

後悔しないための格安スマホの選び方・見るべきポイント

格安スマホに乗り換えたいとき、結局何を基準に選べばいいかわかりにくいですよね。

そんな不安がある人に向けて、選ぶポイントを4つ挙げました。

  • 1プランから選ぶ
  • 2月額基本料金から選ぶ
  • 3通信速度の評判
  • 4運営会社の規模

それぞれ詳しく紹介します。

【格安スマホの選び方1】プランから選ぶ

格安スマホのメリットでも解説したように、格安スマホには「音声通話付きSIM」「データ通信+SMS SIM」「データ通信専用SIM」という3種類のSIMタイプがあります。

音声通話とSMSが必要な人と、不要な人でプランが違うので気をつけましょう。

次は、自分が毎月使うデータ容量を把握し、それに合ったデータ容量プランを選択します。以下の利用用途とデータ通信量の目安を参考にしてみてください。

利用用途月のデータ通信量の目安
メールやLINE(テキストでのトークのみ)の連絡程度〜2GB
SNSをたまに見る程度2〜7GB
動画(低画質)を日常的に楽しむ7〜15GB
動画(高画質)をよく視聴する15GB〜
動画(高画質)に加えて音楽(高音質)を頻繁に楽しむ20GB〜

動画見放題サービスの『Netflix』や音楽聴き放題サービスの『Spotify』等のサブスクリプション(サブスク)は、通常インターネット上のデータをダウンロードしながら再生する「ストリーミング」を行っています。そのため、サブスクリプションサービスを利用する場合、データ容量が多く必要になりやすいです。

「ストリーミング」で再生するのではなく、Wi-Fi環境で公式アプリに動画や音楽を事前にダウンロードしておくとデータ容量を抑えられます。

【格安スマホの選び方2】月額基本料金から選ぶ

毎月のスマホの通信費を安くする目的で、格安スマホを契約するのも良いでしょう。

もちろん大手キャリアに比べると、通信速度が速くないことがあるというデメリットはあります。しかし、Wi-Fi環境にいることが多く、外出時以外はスマホをあまり使わないのであれば、格安スマホでも問題はありません。

データ通信量は毎月3GB以内、電話番号は必要、という場合は、NUROモバイル「バリュープラスのVSプラン」だと月額792円 でスマホが使えます。

毎月10GB以上はインターネットを使う場合は、データ容量が10GBで月額1,485円の「バリュープラスのVLプラン」で、Gigaプラスをうまく活用しながら使うという選択肢もありますし、余裕をもって使いたい場合はデータ容量が20GBで月額2,090円の「NEOプランLite」を選ぶのも良いでしょう。

SNSの投稿やライブ配信をたくさん利用する場合、月のデータ容量が20GB に加えてSNSの対象サービスやデータのアップロードでデータ量を消費しない月額2,699円の「NEOプラン」もあります。

また、月額330円から利用できる「お試しプラン」も用意しています。

さらに、オプション・サービスも豊富にあります。

日常的に短時間の電話を掛ける、という場合は、月額490円の5分かけ放題・月額880円の10分かけ放題。端末の故障が心配という場合NUROモバイルで購入した端末やお手持ちの端末(お手持ちの端末は発売日から3年後の年末までが対象)の自然故障・破損・水濡れ等を補償できる月額550円の端末補償が選べます。

このように、ただ月額基本料金が安いだけでなく、利便性の高いプランやオプションが用意されているので、格安スマホを選ぶ際には注目してみてください。

【格安スマホの選び方3】通信速度の評判

SNSやWeb上の評判を見て決めるのも、ひとつの手段です。

最も信用できるのは利用者の生の声。あまりにも評判が悪い場合、申し込みはオススメしません。
通信速度は実際に使っている人でないとわからない部分が大きく、使い勝手にかかわる一番の懸念どころ。Twitter等のSNSを使って、評判を確かめてみてください。

NUROモバイルの「NEOプラン」を実際に使っている人の感想はこちらから確認できます。

【格安スマホの選び方4】運営会社の規模

選ぶポイントとしては、運営会社の規模も重要です。

格安スマホを提供している会社はたくさんあります。

しかし、運営会社に資本力がないと途中でサービスを終了してしまうリスクがあります。日常的に使っているスマホが、サービス終了で使えなくなってしまうのは困りますよね。

そういった点を考慮すると、資本力がある大手の会社または大手のグループ会社の格安スマホを選ぶのがオススメです。

Webサイトには、会社概要や運営会社が必ず明記してありますので、検討前にどこの会社なのかを確かめてみるのも良いでしょう。聞いたことのない格安スマホだと思ったら、おおもとは案外有名な会社かもしれません。

格安スマホに乗り換えるために必要なもの

格安スマホに乗り換えるために必要なものは、以下の通りです。会社によって用意するものは変わるため、事前に確認しておきましょう。

  • 本人確認書類(運転免許証・保険証等)
  • 契約者の本人名義のクレジットカード
  • (番号を引き継いで乗り換える場合)MNP予約番号

MNP予約番号は、電話を引き継ぐ時に必要です。詳しくは次章で解説します。

格安スマホの4つの疑問を解説

格安スマホに替えようと思っても、なかなか不安が尽きないものです。

そこでこちらでは、代表的な不安や疑問を4つまとめました。

  • 1今の電話番号は引き継げる?
  • 2格安スマホでLINEは使える?
  • 3今使っている端末をどうやれば引き継げるの?
  • 4どうやったら格安スマホに替えられるの?

ぜひ参考にしてください。

【格安スマホの疑問1】今の電話番号は引き継げる?

MNP(モバイルナンバーポータビリティ)制度を利用すれば、今まで使っていた電話番号を引き継げます。

契約している携帯電話会社に乗り換えする旨を伝え、「MNP予約番号」を発行しましょう。手続きは無料で行えます。

この番号を格安スマホの携帯電話会社に伝えて申し込みをすれば、電話番号を引き継げます。

MNP予約番号の有効期間は15日間ですので、失効しないように契約する会社を決めてからの発行連絡をオススメします。

【格安スマホの疑問2】格安スマホでLINEは使える?

格安スマホでも、LINEは問題なく使えます。LINE通話も可能です。

ただし、新しいデバイスにLINEを登録するときは、電話番号の認証が必要になります。データ通信専用のプランは電話番号が付与されませんので、SMS機能付きのプランもしくは音声通話付きのプランを契約しましょう。

ID検索等の一部のサービスは格安SIMでは使えませんが、QRコード等の代替機能があるので安心してください。

【格安スマホの疑問3】今使っている端末をどうやれば引き継げるの?

2021年10月1日以降に購入した新しいスマートフォンであれば、「SIMロック(購入したキャリアの回線しか使えない制限)」は原則設定されていませんので、SIMカードを挿し替えて設定するだけで使えます。

2021年10月1日より以前に大手キャリアで購入したスマートフォンの場合、購入した大手キャリアでSIMロック解除の手続きを行えば、ほとんどの端末でどの回線でも利用できます。

または、SIMロックに対応した回線を選ぶことで、SIMロックがかかったままでも端末を引き継げます。例えば、ドコモのSIMロックがかかっている端末の場合でも、ドコモの回線を選べば、そのまま使えます。

「自分のスマホで格安スマホが使えるか心配」という場合、NUROモバイルなら、動作確認済端末ページを事前に確認いただけます。

【格安スマホの疑問4】どうやったら格安スマホに変えられるの?

格安スマホに乗り換える際の大まかな手順をまとめました。ぜひ参考にしてください。

【新しく端末を購入する場合】

  • 1購入する端末とプランを決めて申し込む
  • 2端末とSIMカードが届く
  • 3(電話番号を引き継ぐ場合)MNP切り替え手続きを行う
  • 4届いたSIMカードを端末に装着する
  • 5通信設定をする

【今まで使っていた端末を引き継ぐ場合】

  • 1端末が格安スマホのSIMカードに対応しているかを動作確認済端末ページで確認する
  • 2(SIMロック解除が必要な端末の場合)SIMロック解除をする
  • 3格安スマホのプランを決めて申し込む
  • 4SIMカードが届く
  • 5(電話番号を引き継ぐ場合)MNP切り替え手続きを行う
  • 6届いたSIMカードをスマホに装着する
  • 7通信設定をする

格安スマホデビューするなら「NUROモバイル」

この記事では、格安スマホの概要やメリット・デメリット、選ぶポイント等を紹介しました。

大手キャリアよりも安い月額基本料金でスマホが使えたら、毎月の通信費をグッと抑えられます。

この機会に、ぜひ格安スマホデビューを検討してみてください。

ソニーグループが提供する格安スマホのNUROモバイルでは、大きく分けて以下の2つのプランを用意しています。どちらのプランもデータ容量の繰越ができるので、データをムダなく使えます。 

  • お手頃価格で使える!バリュープラス
  • よく使う時間帯でもサクサク使える!NEOプラン

それぞれの特徴を紹介していきます。

バリュープラスは、3GB・5GB・10GBから自分に合ったデータ容量を選べます。さらに、申し込みの際には、ドコモ・au・ソフトバンクの中から好きな回線を選択できるため、SIMロック解除のかかった端末を引き継ぎたい場合も安心です。

3GBのデータ容量で、データ通信SIMなら月額627円、音声通話付きSIMでも792円という基本料金でスマートフォンが利用できます。「安くスマートフォンを使いたい」「今持っているスマートフォンをそのまま使いたい」という人にはオススメのプランです。

バリュープラスの詳細はこちら

NEOプランは、専用帯域のため通信速度が高品質で、いつでもサクサク利用できます。どちらも20GBでドコモ回線の音声通話付きSIMです。

月額2,699円のNEOプランなら、独自サービスの「NEOデータフリー」でLINE・Twitter・Instagramをデータ容量の消費なしで楽しめます。さらに、「あげ放題」でアップロード通信もデータ容量が消費されません。

「SNSをたくさん使う」「動画配信をしたい」という人にはピッタリのプランです。

NEOプランの詳細はこちら

解約金やMNP転出手数料も0円なので気軽にお試しできます。

さらに、おトクなお申し込み特典やキャンペーンも実施中です。

NUROモバイルには、格安スマホデビューに最適なプランが揃っているので、ぜひ乗り換えを検討してみてください。プランに迷いのある人は、まずはかんたん料金診断をお試しください。

スマホは生活に欠かせない存在なので、少しでも安く楽しくスマホを使用してくださいね。

作成日2020年12月28日 更新日2022年9月12日

ソニーグループの格安SIM・スマホ

お手持ちの端末が対応していれば、SIMを挿して設定するだけ。

動作確認済端末はこちら