格安SIMに最低利用期間はあるの?解約金が発生するケースとは?

格安SIMを検討している方の中には、大手キャリアの2年縛りのように、契約の途中で解約をすると解約金が発生する「最低利用期間」が格安SIMにもあるのかどうか、気になっているのではないでしょうか。

今回は、

  • 格安SIMに最低利用期間がある場合
  • 解約金が発生しなくなる最低利用期間
  • 早期に解約した場合にかかる解約金の金額

について紹介していきます。

自分にぴったりのプランを選択しやすいのが格安SIMの特徴ですから、ぜひ最低利用期間についても知っておきましょう。

格安SIMに最低利用期間があるのは、音声通話付きSIM

まず大前提として、格安SIMに最低利用期間があるのは、基本的に音声通話付きSIMを契約する場合です。

格安SIMには、

  • 音声通話・SMS・データ通信ができる「音声通話付き SIM」
  • SMS・データ通信ができる「データ通信+SMS SIM」
  • データ通信のみできる「データ通信専用 SIM」

の3種類のSIMカードがあります。

データ通信+SMS SIMとデータ通信専用 SIMを契約する場合は、最低利用期間は基本的にありませんので、いつ解約しても解約金はかかりません。

音声通話付きSIMの最低利用期間は、格安SIMの業者によって異なりますが、多くの場合は12か月の利用期間を定めています。そのため、契約から12か月以内に解約すると、解約金が発生します。

大手キャリアは、契約に「2年縛り」の条件が設定されており、更新月(契約した日から2年経過した後の3か月以内)の間に解約をしないと、9,500円の解除金が発生する仕組みでした。ちなみに契約更新月が過ぎてしまうと次の更新月は2年後で、更新月以外で解約すると解約金が請求されていました。

しかし、2019年10月に「電気通信事業法の一部を改正する法律」が施行されたことで、大手キャリアの2年縛りが撤廃され、これにより他社への乗り換えがしやすくなりました。

格安SIMも大手キャリアと同様に、解約金が発生しない契約に変更しているのが現状です。法改正により、今後は解約金を取らない契約が主流になることが予想されます。

ただし、法律が施行される2019年10月以前に契約した場合は、大手キャリアや格安SIMの2年縛りが対象となるため、注意が必要です。

音声通話付きSIMの最低利用期間と解約金

2019年10月の法改正以前の格安SIMは、半年~1年程度の最低利用期間を設けていました。この期間に解約すると数千円~1万円円程度の解約金が発生していましたが、現在は多くの格安SIMが解約金の制度を撤廃しています。一部の格安SIMでは、音声通話付きSIMを契約しても最低利用期間がなく解約金もかからないことがあります。ただし、こういった場合、MNPで他社へ乗り換える際のMNP転出手数料が、解約金がかかる格安SIMよりも高い可能性があります。

例えば、最低利用期間はなく解約金も0円だけど、MNPで乗り換えをする場合には1万円を超えるMNP転出手数料がかかる、といった具合です。

MNP転出手数料は通常2,000円~3,000円程度です。最低利用期間がない格安SIMの場合でも、MNPで乗り換えをする可能性がある方はMNP転出手数料を事前にチェックするようにしましょう。

最低利用期間と解約金、MNP転出手数料は格安SIMによって異なりますので、契約前に公式サイトなどで確認してください。

NUROモバイルの最低利用期間と解約金は?

NUROモバイルの最低利用期間と解約金についてご紹介します。

NUROモバイルは、データ通信+SMS SIMとデータ通信専用 SIM、音声通話付きSIMの最低利用期間はなく、いつ解約しても解約金はかかりません。

ただし、新規受付停止した旧プラン(S・M・Lプランなど)については、最低利用期間が12か月間で解約金は最大で12,000円です。最低利用期間が過ぎれば大手キャリアのように自動更新されることはなく、その後も解約金はかかりません。

nuro mobile

最低利用期間中に解約するとブラックリストに登録される可能性がある?

最低利用期間中に何度も解約すると、ブラックリストに登録される可能性はあります。
数か月の契約と解除を繰り返していると、契約そのものがNGとなる場合があるようです。

MNPを利用して端末を安く購入できるキャンペーンやキャッシュバックなど、不用意に解約と転入を行うとブラックリストに入りやすくなります。

また、最低利用期間が設定されていない格安SIMでも、解約と転入を繰り返している利用者はブラックリストに入りやすくなるとされています。

やむを得ずに解約をする以外は、契約と解約を繰り返すのを避けたほうがよいでしょう。

MNPを使えば、電話番号をそのままで他社から乗り換えられる

MNPとは、現在使っている電話番号を、乗換先の通信会社でもそのまま使える仕組みです。

乗換先の通信会社で契約する際に、MNP予約番号と免許証などの本人確認書類を提出することで電話番号がそのまま使えます。MNPを行うには、契約中の通信会社にてMNP予約番号の取得手続きが必要となりますので、契約前に用意しておきましょう。

大手キャリアや格安SIMのほとんどがMNPを利用でき、キャンペーンや特典を利用するとおトクになるため、他社に乗り換える際にMNPを利用するメリットは大きいです。

ただし格安SIMは、SIMロックを解除しないと利用できない端末が中にはあります。2015年以前に契約した大手キャリアの端末はSIMロックがされているので、大手キャリアから格安SIMに乗り換えるときは、端末のSIMロックを解除してからMNPの手続きをしましょう。

なおご利用中の端末を使わず、SIMフリー端末を新たに購入する場合は、端末のSIMロックを気にせずに格安SIMに乗り換えできます。

格安SIMを解約する方法

格安SIMを解約する方法は以下の2つです。

  • 1.インターネットで解約
  • 2.電話で解約

最も手軽なのはインターネットで解約する方法です。解約の操作が面倒、もしくは解約の方法がわからない人は電話での解約がオススメです。

1. インターネットで解約

契約している格安SIMのマイページから、個人のアカウントにログインします。指定された手順に沿って手続きを行い、解約を完了させます。

2. 電話で解約

契約している格安SIMの公式サイト等に記載されている、電話番号に連絡をしましょう。音声ガイダンスの指示に従って、解約の手続きを行います。途中でオペレーターに繋がった場合も、音声ガイダンスと同様に解約の手続きを進めましょう。

最低利用期間内に解約しても損したくないなら、特典やキャンペーンをチェック!

格安SIMの中には、音声通話付きSIMで契約した際に適用されるキャンペーンや特典を開催しているところがあります。例えば、月額基本料金から数ヶか月間割引をしてもらえたり、数か月後にキャッシュバックがあったり、Amazonギフト券がもらえたりと様々です。

こういったキャンペーンや特典は、不定期・終了日未定 or 期間限定・特設ページで行われていることが多いので、契約前にチェックしておきましょう。

キャンペーンや特典を利用して乗り換えをすることで、場合によっては「解約金を支払ってもトクする」といった事にもなります。

NUROモバイルでもキャンペーンや特典を行っていますので、ぜひチェックしてみてください。
→NUROモバイルのキャンペーン情報はこちら

格安SIMの最低利用期間をチェックしておトクに使おう!

格安SIMにも、最低利用期間はある場合があることがお分かりいただけたかと思います。
契約してすぐ解約することはあまりないかもしれませんが、様々な事情で解約せざるを得ない状況が来るかもしれません。

「スマートフォンの料金を安くしたいけど、格安SIMにするのはちょっと不安」と思っている方は、「NUROモバイル」がオススメです。

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月額基本料金も通話が出来て792円からと、リーズナブルです。スマートフォンの料金は毎月発生するので、月額基本料金が安い格安SIMに乗り換えるだけで、毎月の通信費を節約できます。
現在契約中の月額基本料金によっては、解約金が発生しても、NUROモバイルに乗り換えた方がおトクなケースもあります。公式サイトに料金診断があるので、選択肢を選んでシミュレーションしてみましょう。

「毎月のスマホ料金を下げたい」と思っている方は、ぜひこの機会にNUROモバイルを検討してください。