中学生のスマホルール!具体例とあわせて徹底解剖。

中学生のスマホルール!具体例とあわせて徹底解剖

中学生は部活や塾で帰りが遅くなる子も増えてくる年代ということもあり、お子さまにスマホを持たせるか検討する方も多いでしょう。その際、何かしらのスマホルールを適用すべきか、迷う方も少なくないのではないでしょうか。そこで本記事では中学生向けのスマホルールの例や作り方のポイントについて徹底的に解説します。

「子どもにいつからスマホを持たせる?注意点も解説」

中学生のスマホ利用にルールは必要?家庭によっては契約書も?

具体的なルールは各家庭によりますが、トラブルや事件に巻き込まれないためにも、基本的に中学生のうちはスマホルールが必要でしょう。家庭によっては契約書を作成し、文書として少しかしこまった形で約束を交わしているケースもあるようです。

中学生であればスマホにかかる費用は親が支払っているケースが多いので、あくまで「親が契約しているスマホを子どもに貸している」という前提でルールを決めることをおすすめします。

青少年のインターネット利用における法律

18歳に満たない青少年のインターネット利用に関しては、実は法律にも記載があります。以下はその法律の原文です。

【青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律】

(保護者の責務)
第六条 保護者は、インターネットにおいて青少年有害情報が多く流通していることを認識し、自らの教育方針及び青少年の発達段階に応じ、その保護する青少年について、インターネットの利用の状況を適切に把握するとともに、青少年有害情報フィルタリングソフトウェアの利用その他の方法によりインターネットの利用を適切に管理し、及びその青少年のインターネットを適切に活用する能力の習得の促進に努めるものとする。

2 保護者は、携帯電話端末等からのインターネットの利用が不適切に行われた場合には、青少年の売春、犯罪の被害、いじめ等様々な問題が生じることに特に留意するものとする。

(出典:「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律(平成二十年法律第七十九号)」)

条文では、保護者には、インターネット上の有害情報等のリスクを理解し、子どもの発達や教育方針に合わせて適切に管理する責任があると述べられています。具体的な方法としては、フィルタリングソフトなどが挙げられます。

万が一、不適切な利用があれば、子どもがさまざまな問題に巻き込まれる可能性もあるので、ルールやツール、サービスなどを利用することで、インターネット利用を適切に管理しましょう。

中学生のスマホ利用・スマホルールに関する統計調査

まずは中学生のスマホ利用やスマホルールが世間的にどのような実態になっているのか確認してみましょう。内閣府による調査結果をもとに解説します。

インターネットの利用有無

内閣府による「令和4年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」の結果によると、中学生の保護者1,243人のうち、「自分の子どもがインターネットを利用している」と答えたのは1,230人でした。

「自分の子どもがインターネットを利用している」と答えた割合は、回答した中学生の保護者の99.0%を占めており、ほとんどの中学生がインターネットを日常的に利用していることがうかがえます。

スマホ利用の有無

同調査の結果によると、「自分の子どもがインターネットを利用している」と回答した保護者のうち、「スマホを利用している」と回答した人はもっとも多く、全体の78.7%でした。
この結果は、中学生全体のおよそ8割がスマホを利用していることを指します。

スマホのほか、タブレット端末、携帯ゲーム機、ノートパソコンを利用している層も多い傾向にあります。

インターネット利用に関するルールの有無

同調査の結果によると、「自分の子どもがインターネットを利用している」と回答した保護者のうち、「ルールを決めている」と回答したのは82.9%でした。高校生の保護者に対する同質問の結果が63.0%だったことを踏まえると、中学生の間のみ限定的にルールを設けている家庭も一定数あると想定できます。

また、同じ質問を子どもに行ったところ、「ルールを決めている」と回答したのは72.2%でした。保護者と子どもとの間で10%ほどの認識の差があることから、伝え方によっては、保護者が思っているほど、ルールの大切さが子どもへ伝わっていないケースもあるといえます。

インターネット利用に関するルール例

同調査で「ルールを決めている」と回答した中学生の保護者に、具体的にどのようなルールを設けているか質問した結果、「利用時間」に関する内容が70.8%ともっとも多いことがわかりました。スマホ依存を防ぎ、勉強や家族との会話の時間を十分に設けられるよう意識している家庭が多いようです。

次いで、「困ったときにはすぐに保護者に相談する」(64.0%)「ゲームやアプリの利用の上限や課金の利用方法」(62.9%)が続きます。前者は小学生・高校生の家庭における割合と比較しても、もっとも多く、中学生に対して特に設けたいルールといえるでしょう。

中学生のスマホルールを作る際のポイント

中学生向けにスマホルールを作ることを決めた場合、具体的にどのようにルールを作成していけばよいのでしょうか。
ここでは中学生のスマホルールを作る際に押さえておきたい6つのポイントを紹介します。

スマホ・インターネットのリスクを伝える

まずはスマホやインターネットを利用する際のリスクを保護者がしっかり理解したうえで、子どもに伝える必要があります。

「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」にも記載がある通り、インターネット上では中学生にとって有害になり得る情報が多く流通しています。普段何気なく利用しているチャットツールなども、使い方を誤るとトラブルに発展する恐れがあるでしょう。

特に中学生には、個人情報画像の取り扱いSNSの使い方などについては慎重に伝えます。具体的にどのような行動がトラブルに発展する可能性があるのか、シーン例などと併せて伝え、子どもに自分事として理解してもらうことが大切です。

スマホ・インターネットを使う際のマナーを伝える

スマホの利用に際しては、リスクを伝えるのと並行して、インターネットを安全かつ効果的に使用するためのマナーを伝えることも大切です。

歩きスマホや自転車に乗りながらの使用はしない、電車内では通話を利用しない、周囲の人の迷惑にならない音量を意識するなど、基本的なマナーを守るべき理由と併せて伝えましょう

また、まずは保護者が見本となるような行動を子どもに見せることも大切です。

子どもと話し合って一緒に決める

ルールは保護者が一方的に押し付けるのではなく、子どもと話し合いながら作っていくことが大事です。決めたルールを子どもに守ってもらうためには、なによりも保護者と子どもの信頼関係が重要です。

ルールを定める目的を子どもに明確に伝えて理解してもらったうえで、子ども側の意見も取り入れながら、一つひとつのルールを決めていきましょう。

ルールを破った際の対応(ペナルティ)を決める

ルールを破った際のペナルティは、定めたルールが効果を発揮するために欠かせません。子どもに、ルールを破っても注意されるだけで特に困ることがないと認識されてしまうと、ルール違反が常習化してしまう恐れがあります。

ペナルティの例としては、一定期間スマホの利用を禁止する、特定のツールの利用を制限する、契約内容を見直すなどが効果的でしょう。

いつでも見返せるようメモに残しておく

作成したルールは後で見返せるようメモに残しておくことが大切です。

令和4年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」の結果では、ルールを定めているかの認識に対して、中学生とその保護者との間で10%ほどの差がありました。この差は、保護者はルールを作った認識でいるものの、子ども側がそれを把握していないことが原因で発生していると考えられます。

どちらかが忘れてしまったり、内容があいまいになってしまったりした際にすぐ見返せるよう、作ったルールは紙などに記しておきましょう。できれば常に見える位置に貼りだしておくと、子どもの意識も引き締まるでしょう。

ルールは定期的に見直して更新する

ルールは一度作ったら終わりではなく、スマホの利用状況や子どもの成長に合わせて定期的に見直して更新しましょう。

例えば、学期ごとや年に一度など、親子でスマホの使用状況を振り返り、ルールが現在の状況にマッチしているか確認する時間を設けることをおすすめします。このタイミングでも、子どもの意見を聞き入れ、相互にルール作りをすることが大切です。

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【テンプレート利用可能】中学生向けスマホルール作成方法

次に中学生のスマホルールを作る具体的な方法を紹介します。各例に対して、テンプレートとしても利用できる具体的なルール例を掲載しているので、ぜひ参考にご覧ください。

利用時間・時間帯を決める

利用時間・時間帯を制限することで、スマホ依存の防止に役立ちます。利用時間・時間帯のルールを設けないでいると、夜更かしや勉強の妨げにつながる恐れがあるでしょう。

利用時間・時間帯のルールをつくる際は、まず「何時まで」と「何時間」の2軸を定め、必要に応じて使用禁止のタイミングを付け加えましょう。

ルール例

  • 平日は夜21時まで、土日は夜22時まで使用できる
  • 平日は宿題が終わった後の1時間のみ、休日は最大2時間まで使用できる

利用場所を決める

保護者の目が届かない場所でのスマホ利用を減らすためにも、利用場所を制限するルールを設けておくと安心です。長時間の使用を防げるほか、利用場所を保護者が管理できる範囲に限定することで、目と画面が近すぎる、姿勢が悪いなどの身体的な使い方も見守れます

実際にルールをつくる際は、「自宅のみ」などの大枠での利用場所を決め、そのうえで自宅のどこでも使用してよいのか、それともリビングのみかなど細かい利用場所を定めるとよいでしょう。

ルール例

  • 家の中ではリビングでのみ使用できる
  • 寝室では使用しない

ながらスマホを制限する

歩きながらや自転車に乗りながらのスマホ利用は、トラブルを引き起こす恐れがあります。目の前の画面に集中しすぎて前方確認がおろそかになり、重大な事故に遭ってしまう事態を防ぐためにも、事前にルールを設けておきましょう。

また、特に食事中や会話している最中のスマホ利用はマナー面で失礼な印象を与える可能性が高いです。ルールによって制限することで、クセになる前に意識的に避けられるようにしましょう。

ルール例

  • 歩きながらスマホを使用しない
  • 自転車に乗りながらスマホを使用しない
  • 食事をしながらスマホを使用しない

DL・閲覧の範囲を制限する

DLできるアプリ・コンテンツや閲覧できるサイトの範囲を制限することで、子どもが有害な情報に触れるリスクを低下させることができます。

各携帯電話会社が提供するフィルタリングサービスなどを利用すれば、教育上不適切だと思われるサイトにアクセスできないよう閲覧制限を設定できます。サービスによっては閲覧履歴もチェックできるので、定期的に確認しましょう。

有害サイトへのアクセスは、ルールとして認識していても本人が意図せずに行ってしまうケースが多いので、フィルタリングサービスの利用がおすすめです。

ルール例

  • 年齢に適したコンテンツのみ閲覧できる
  • アプリやコンテンツをDLしたい場合は、まず親からの許可をもらってから行う

課金を制限する

中学生がスマホを利用する場合、保護者が子どものスマホ利用料を支払っているケースが多いでしょう。まだ金銭感覚が養われていない段階では、子どもに自由な課金を許可することで、数十万円単位の額を請求されてしまう恐れがあります。

少なくとも自分でスマホ料金を支払えるようになるまでは、課金不可もしくは課金の上限額をルールとして設定した方がよいでしょう。

ルール例

  • 課金は上限500円/日まで利用できる
  • 課金は親の許可を取ってから利用できる

発信内容を制限する

どのような危険があるのか十分に理解伝えたうえで、SNSやチャットツール上で発信しても大丈夫な内容・発信してはいけない内容をルールとして細かく定めましょう。特に、個人が特定できる写真や個人情報を第三者も見られる場所で発信するのは非常に危険です。

また、自身の個人情報だけでなく、悪口や誹謗中傷など他者を傷つけるような内容も発信しないよう、注意喚起も必要でしょう。

ルール例

  • 顔はもちろん、自宅・学校の所在地、名前など個人情報が特定できる写真を投稿しない
  • 他の人に見られて困るような写真や動画はやり取りしない
  • 不審なメッセージが来たら、送信せずすぐに保護者へ相談する
  • 会ったことのない人とメールをやり取りしない
  • インターネットで誰かの悪口を投稿しない

成績に影響が出た場合の対応を決める

ルールは毎日の利用に関するものでなくても構いません。成績が下がった場合にのみ、スマホの利用時間を制限する、没収するといったルールを設けるのも有効です。

その後、成績が上がればスマホの利用時間をもとに戻すなど、条件を示すことで子どもの勉強に対するモチベーションアップも期待できるでしょう。

ルール例

  • 成績が下がった場合は、1か月間スマホを預かる
  • 成績が下がった場合は、スマホ上で利用できるサービスを制限する

ルールにプラスして中学生が持つスマホにかけたい設定例

ルールによっては、約束事として定めるだけでは不十分なものもあります。場合によっては、スマホの設定を変更することで、子どもがより適切な環境でスマホを利用できるでしょう。ここでは、中学生が持つスマホにかけておきたい設定例を4つ紹介します。

通知

中学生に限ったことではないですが、LINEをはじめとしたSNSやメッセージアプリの通知設定がオンになっていると、通知が来るたびにスマホを確認したくなってしまうでしょう。

毎回通知が来ると、勉強や食事中などでも気が散ってしまうので、どうしても必要な通知以外は表示されない設定にすることをおすすめします。
Androidスマホ・iPhoneそれぞれでの設定方法は以下の通りです。

【Androidスマホの場合】

  1. 「設定」内の「通知」をタップする
  2. 「アプリの通知」をタップする
  3. 通知設定を変更したいアプリのタブをオフにする

【iPhoneの場合】

  1. 「設定」内の「通知」をタップする
  2. 「通知スタイル」内で通知設定を変更したいアプリをタップする
  3. 「通知を許可」のタブをオフにする

スクリーンタイム

スマホの利用時間に関するルールと並行して、各アプリの使用上限時間を設定しておくことをおすすめします。利用時間に関するルールのうち、「○時まで」というルールは保護者の管理によって制限しやすいですが、「1日○時間まで」というルールはどうしても子ども本人の申告に依存してしまいがちです。

スマホの設定を利用すれば、制限時間に達した時点でそのアプリにアクセスできなくなるので、子どもの使用状況を管理しやすくなるでしょう。
Androidスマホ・iPhoneそれぞれでの設定方法は以下の通りです。

【Androidスマホの場合】

  1. 「設定」内の「Digital Wellbeingと保護者による使用制限」をタップする
  2. 「ダッシュボード」をタップする
  3. 一覧から制限を設定したいアプリの右端にある砂時計マークをタップする
  4. 1日あたりの使用上限時間を選択し、「OK」をタップする

【iPhoneの場合】

  1. 「設定」内の「スクリーンタイム」をタップする
  2. 「App使用時間の制限」をタップする
  3. 「制限を追加」をタップする
  4. 一覧から制限を設定したいアプリを選択し、「次へ」をタップする
  5. 1日あたりの使用上限時間を選択し、「追加」をタップする

課金

スマホでの課金に関するルールと並行して、課金が必要な際にパスコードの入力が必要な設定にしておくと、後から意図しない請求が大量に届く事態を未然に防げるでしょう。
保護者しか把握していないパスワードを設定すれば、子どもが自分一人の判断で課金したり、課金に関する設定を変更したりするのを防げます。

【Androidスマホの場合】

  1. 「Google Play」アプリ内右上のプロフィール アイコンをタップする
  2. 「設定」内の「ファミリー」をタップする
  3. 「保護者による使用制限」をタップし、「保護者による使用制限」のタブをオンにする
  4. PINを作成し「OK」をタップする
  5. 制限するコンテンツの種類を選択し「保存」をタップする

【iPhoneの場合】

  1. 「設定」内の「スクリーンタイム」をタップする
  2. 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップし、「コンテンツとプライバシーの制限」のタブをオンにする
  3. 「iTunesおよびApp Storeでの購入」をタップする
  4. 「パスワードを要求」で「常に必須」を選択する

フィルタリング

フィルタリングとは、主に未成年者をインターネット上の有害情報から守り、安心してインターネットを利用するための手助けをするサービスです。原則、18歳未満の青少年がスマホを使用する場合、携帯電話会社はフィルタリングサービスを提供することが義務付けられています

スマホの契約時に申し込む形が一般的ですが、保護者が代わりに手続きを行ったなどの理由で申し込んでいなかった場合は、途中で追加もできます

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オプションについて詳しく見る

そのほか契約プランによっては、下記サービスが利用できます。

  • LINEの対象サービスを利用時にデータ通信量を消費しない「バリューデータフリー
  • LINE・X(旧:Twitter)・Instagram・TikTokの対象サービスを利用時にデータ通信量を消費しない「NEOデータフリー
  • 契約プランに応じて3か月ごとにデータ容量を追加で受け取れる「Gigaプラス

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中学生のスマホルールについてよくある質問

中学生のスマホルールに関するよくある質問をまとめました。ここまでの内容で疑問が思い浮かんだ人は参考にご覧ください。

Q. 中学生の1日のインターネットの平均使用時間は?

A. 内閣府による令和4年の調査結果 (※)によると、4時間37分です。

なかでもインターネットを1日3時間以上使用している中学生の割合は約70%とかなり高い結果となっています。

※出典:内閣府「令和4年度 青少年のインターネット利用環境実態調査

Q. スマホの「使い過ぎ」は何時間から?

A. 明確なラインがあるわけではないですが、睡眠や勉強、家族とのコミュニケーションに支障が出るようであれば「使い過ぎ」といえるでしょう。

スマホの「使い過ぎ」には決まったラインがあるわけではなく、ご家庭や個人の考え方によって大きく異なります。ただ、睡眠や勉強など本来取るべき時間を圧迫してまで使用している場合は「使い過ぎ」といえるでしょう。

Q. スマホ依存症になるとどうなる?

A.日常生活に支障が出ているにもかかわらず、スマホの使用がやめられず、使用できないとイライラなどの症状が現れます

昼夜逆転や成績の低下など、スマホの使用により問題が起きているにもかかわらず、使用がやめられない状況は「スマホ依存症」といえるでしょう。ひどい場合は、スマホを使用できない状況が続くことで、イライラしたり、精神的に落ち着かなくなったりといった症状も現れます。

自分では気づくことが難しく、家族や友人に指摘されて初めて気づく人も多いようです。

Q. 中学生のスマホのトラブルで多いものは?

A. コミュニケーションやセルフコントロール、プライバシー、情報発信に関するトラブルが多い傾向にあります。

コミュニケーション面では、SNSを利用したテキストコミュニケーションの難しさにより友人間で想定外のすれ違いや、SNSで出会った顔の見えない相手とのトラブルが多いです。また、ゲームなどへの高額課金やネットショッピング、違法転売、匿名での悪質な投稿、無断転載などはセルフコントロールに関するトラブルとして問題視されています。

そのほか、フリーWi-Fiやスパムメールを通して個人情報が盗まれてしまうケースや、SNS上にアップした写真がきっかけでトラブルに巻き込まれるケースも少なくありません。

中学生のうちはスマホルールで、子どもの安全を確保しよう!

スマホの利用は便利な反面、さまざまなリスクも潜んでいます。特に、ネットリテラシーがまだ身についておらず、心身ともに不安定な時期である中学生は、スマホやインターネットトラブルに巻き込まれやすいです。

しかしだからといってスマホの利用を避けていては、ネットリテラシーもなかなか育たないでしょう。親子間でよく話し合ったうえでつくった適切なルールに沿ったスマホ利用を通して、ネットリテラシーを学んでいくことが大切です。

作成日2024年5月31日 更新日2024年5月31日

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