+メッセージは格安SIMでも利用できる!機能やメリットや注意点を紹介

au回線(KDDI)とドコモ回線で、+メッセージ(プラスメッセージ)は格安SIMでも利用できるようになりました。ソフトバンクの+メッセージも格安SIMに対応予定です。
この記事では、+メッセージの機能の概要やメリット、使い方を紹介します。
格安SIMでおトクに+メッセージを利用したい人は、ぜひ参考にしてください。
目次
+メッセージとは?

+メッセージとは、ドコモ・au・ソフトバンクの大手3キャリアが共同で提供するメッセージアプリです。携帯電話番号を利用して、メッセージを送ることができます。
例えばSNSを使いたくない人やビジネス上の繋がりで利用したい人は、+メッセージを利用するメリットが大きいです。SNSや他のメッセージアプリと違い、+メッセージは電話番号を利用するので「なりすまし」や「のっとり」等がありません。
ちなみに+メッセージは電話番号を利用しますが、料金は通話料ではなくデータ量として請求されます。メッセージを送るごとに通話料金が増える心配がないので、おトクな料金でメッセージを送りたい人にオススメのアプリです。
+メッセージの機能

+メッセージには、以下のような機能があります。
- グループチャット
- スタンプ機能
- 既読・未読機能
+メッセージは他のメッセージアプリと同じように使えるだけでなく、+メッセージならではのコミュニケーション機能を搭載しています。順番に解説していきます。
グループチャット
+メッセージは電話番号を知っているユーザー同士で、グループを作ってメッセージのやり取りができます。LINEやInstagram、Twitterのように相手のアカウントを知らなくても、電話番号さえ知っていればグループを作れる(相手も+メッセージを使っている必要があります)ので、仕事の関係や地域の繋がり等の事務連絡で活用しやすい機能です。
もちろん、テキストだけでなく写真や動画を送ることも出来ます。+メッセージは他のメッセージアプリと同じ感覚で利用できるので、機能面で不十分に感じる部分は少ないでしょう。
スタンプ機能
+メッセージはスタンプ機能を搭載しているので、テキストのみの簡素なコミュニケーションにはなりません。アプリ内には160種類以上のスタンプが標準搭載されているだけでなく、スタンプストアにも専用のスタンプが用意されています。
何よりスタンプは無料なので、わざわざ購入する必要がありません。さらに毎月新しいスタンプが追加されるので、新作スタンプを使う楽しみも増えます。
既読・未読機能
+メッセージには、既読・未読の機能が搭載されています。LINEと同じように、相手がメッセージを読んだかどうかがわかるシステムです。
+メッセージは、メッセージを読んでも既読のマークを付けない設定ができるので、返信するタイミングを選べる点は大きなメリットです。急いで返信する必要がなくなるので、チャットによるコミュニケーションが苦手な人でも安心して利用できます。
「既読無視」等による、コミュニケーション不和に繋がることに対してプレッシャーを感じている人は、+メッセージを使うことで精神的な負担を減らせます。
他には、SMSと同じ「送達確認」の機能が搭載しています。相手にメッセージを送信できたことをチェックできるので、メッセージを送る側から送信の確認が可能です。
+メッセージの使い方

+メッセージの使うために必要な手順は以下の3つです。
- +メッセージをインストールする
- 初期設定を行う
- +メッセージを送信する
メッセージを送るまでの設定はシンプルなので、すぐに+メッセージを利用できます。
+メッセージをインストールする
まずは+メッセージのインストールを行います。
対応OSのバージョンは、iPhoneはiOS 9.0以降、Android端末はAndroid 4.4以上で+メッセージを利用可能です。
インストールは、以下から可能です。
初期設定を行う
初期設定を行います。
「連絡先」「SNS」「ストレージ」「電話」に「許可」をします。
Wi-Fi接続している場合、モバイル通信での接続が求められます。Wi-Fi接続からモバイル通信へ切り替えましょう。
電話番号を入力します。
暗証番号を入力します。暗証番号は画面の下に表示されます。
利用規約に同意します。
以上で初期設定は完了です。
こちらの画面が表示されます。
プロフィール画面が表示されますが、個人情報の入力は後でもできるので、そのまま「次へ」をタップしてもかまいません。
メッセージを送信する
+メッセージのアプリを開いた後は、画面左下の「連絡先」から電話帳の連絡先宛にメッセージを送れます。
アプリをダウンロードしていない人に送るには、電話帳のリストから人を選び、詳細画面上の「+メッセージに招待する」を押します。
既にアプリをダウンロードしている人は、相手の詳細画面の「+メッセージ」をタップするとメッセージの送信画面になるので、そこでテキストや画像等を送信できます。
ちなみに既読機能をオフにするには、メイン画面左下の「マイページ」から設定が可能です。マイページの「設定」から「プライバシー」の欄にあるメッセージの既読機能をオフにすることで、メッセージの既読が表示されなくなります。
+メッセージのメリット

+メッセージのメリットは、以下の2つです。
- LINE以外の選択肢が増える
- 電話番号のみ知っている相手にメッセージを送れる
順番に解説していきます。
LINE以外の選択肢が増える
+メッセージを使えば、ビジネス用とプライベート用で、コミュニケーションのツールを分けられます。例えばビジネスの用事は+メッセージで、プライベートの用事はLINEというように、公私混同させたくない人にとって便利な使い方が可能です。
また、+メッセージは電話番号を知っている人からのみ連絡が来るため、セキュリティ面でも安心できます。さらに、SNSを使っていない人にも連絡が取れるので、コミュニケーションの選択肢が増えます。
電話番号のみの相手にメッセージを送れる
+メッセージは電話番号さえあればメッセージを送れるので、機種変更をする時に他のアプリのような認証の手続きを省略できます。
他には、取引先の人とのやり取りなどでも便利です。電話や留守番電話などで要件を聞かないでもメッセージに残せるので、企業間のコミュニケーションにも活用しやすいです。仕事用のスマートフォンが配給されている会社であれば、積極的に利用することをオススメします。
+メッセージの注意点

+メッセージの注意点は以下の2つです。
- スタンプや機能が少ない
- 120日使わないと自動で利用停止される
それぞれ解説していきます。
スタンプや機能が少ない
+メッセージはLINEに比べて、スタンプが少ないです。というのも、+メッセージはテキストを送ることに特化しているため、LINEのように多くのスタンプを用意していません。ただし、160種類以上のスタンプは標準装備しているので、人によっては不便さを感じづらいでしょう。
また、+メッセージは音楽やマンガの配信などの機能を搭載していません。+メッセージの機能はシンプルで使い勝手は良いですが、豊富な機能を楽しみたい人は物足りなさを感じるシステムです。
120日使わないと自動で利用停止される
+メッセージは120日間の利用期間がないと、利用停止状態になってしまいます。さらに、14日間受信していないとメッセージは自動的に削除されるため、14日以内にサーバーから問い合わせてメッセージを確認する必要があります。
+メッセージに対応する時期

2021年9月2日より、大手3キャリアは+メッセージに対応することを発表しました。以下にそれぞれの提供が開始する時期を紹介します。
NTTドコモ
NTTドコモとahamoは、既に+メッセージに対応しています。
冒頭でもお伝えしましたが、ドコモ回線が選択できる格安SIMについては+メッセージを提供しています。
KDDI
auは+メッセージを利用できます。
冒頭でもお伝えしましたが、au回線が選択できる格安SIMについても、2021年9月2日から+メッセージを提供しています。
ソフトバンク
ソフトバンクは+メッセージを利用できます。
ただし、ソフトバンク回線が選択できる格安SIMは、2022年春に提供開始予定です。
+メッセージの利用は、格安SIMのNUROモバイルがオススメ

これまで紹介してきた通り、+メッセージは電話番号のみでメッセージのやり取りができる、使い勝手のいい便利なサービスです。
au回線の格安SIMでも、+メッセージに対応し始めました。そのため、au回線が選べるNUROモバイルでも、+メッセージが使えます。
NUROモバイルのバリュープランは、電話番号が付いて、3GB月額792円です。月額基本料金を抑えておトクに通信を利用できます。月のデータ使用量が少なめの人ならメインとして、また予備のスマートフォンに使うSIMカードとしてもオススメです。
さらに、5G通信が行える「5Gオプション」も無料で利用できます。
+メッセージが格安SIMでも提供されることがきっかけで、これから+メッセージの利用者も増えると思います。ぜひNUROモバイルで、おトクで快適なスマホ生活を手に入れてください。
2021年10月8日
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