もうすぐ夏! いや、すでに夏! 日本全国では音楽フェスが開かれるシーズンです。すっかり風物詩となったいわゆる“夏フェス”ですが、参戦するその手には、もちろんスマートフォンがあることでしょう。
音楽イベントであると同時に、過酷な側面もあるアウトドアイベントだともいえるフェスでは、さまざまな準備をしておくことが大切です。
この記事ではスマートフォンをフェス仕様にするための便利グッズを一挙紹介。服装や出演者には気を払っても、手元のスマートフォンは意外と疎かにしがちですので、早めはやめのご用意を。
1.大容量のモバイルバッテリー
長時間屋外にいて、なおかつ充電スポットも望めない野外フェスでは、スマホの電池切れは致命傷になります。思い出作りの写真撮影、情報チェックのSNS、暇つぶしをするゲーム、友人との待ち合わせ……そのすべてが難しくなってしまいます。
だからこそ大容量のモバイルバッテリーは必須アイテムといえるでしょう。候補は以前掲載した記事「モバイルバッテリーおすすめ10点」でも紹介していますが、たとえば「Anker PowerCore+ 20100」ならば、接続するスマートフォンにもよりますが、6〜7回のフル充電が可能。安心してスマートフォンを使い倒せます。
2.防水ケース
野外会場で、よっぽどでなければ雨天決行というフェスが多いこともあり、雨対策として防水グッズがあると安全です。ステージにつめかける聴衆の中で傘は当然差せませんし、レインコートで体を守ってもスマホがびしょ濡れでは故障のリスクが高まります。
そこで、防水ケースがあると天気の変化にも対応しやすくなります。ケースに入れたまま操作でき、首から提げられるタイプだと取り回しもよいでしょう。
たとえば、ELECOM「P-01WPSBK」は、防塵防滴だけでなく、背面に備えたエアバッグによって水に浮くため安定感がアップ。フェスに限らず使える夏のレジャーに役立つアイテムなので、このタイミングで用意するのもおすすめです。
3.ショルダーポーチ
音楽を楽しんでいる間は、時に飛び跳ねたり、大きく手を降ったりと、思いの外アクティブに動きまわるもの。ポケットにスマホを入れておいたのに、気づいたらどこかに落として紛失……となると、見つけ出すのも一苦労です。
体にぴったりと合うようなショルダーポーチに収納すれば、落下を防ぎつつ、必要な時にはすぐ取り出せて便利です。「HOLDTUBE」シリーズは、コンパクトながらスマートフォンやペットボトルなどを収納でき、フェス愛好者からも人気。一時は品薄だったようですが、現在はネット通販でも手に入りやすいようです。
4.外付けカメラレンズ
大勢の人が音楽に耳を傾けて揺れている……見返すだけでも興奮を味わえる写真です。ライブ中のステージ撮影はフェスや出演者によって撮影OK/NGが決められているので順守しなくてはなりませんが、せめて大きな会場の写真と共に「いま、フェスに来ているよ!」とSNSへアップして、友達に知らせたくなる気持ちは働くものです。
最近のスマートフォンのカメラはとても高性能なので、きれいに撮影はできると思いますが、よりインパクトのある写真を残したいのであれば「広角レンズ」を用意すると面白い一枚が撮れることでしょう。
広角レンズを装着すると、標準の画角よりもさらに広い範囲を写せるようになるため、ステージの大きさやたくさんの人々、景色がダイナミックに撮影できます。レンズの種類はケースに装着するタイプ、スマートフォンを挟み込むように使うクリップタイプなどさまざま。また、同じような外付けのレンズでは、「望遠レンズ」を使うとより遠くのものを撮影できます。
レンズを購入する前には、スペックや商品情報から自分のスマートフォンでも使用できるかを確認するのもお忘れなく!
ちなみに、仲間との思い出を撮りたいと、いわゆる「自撮り棒」を持っていきたくなるかもしれませんが、フェスの運営ルールで使用が明確に禁じられていることも。ルールがなくとも、使用する場合にも他の参加者に迷惑にならないように気をつけましょう。
5.アプリ3種類:天気、タイムテーブル、待ち合わせ
スマートフォンを活用するのにアプリは欠かせない存在。フェスで使うとさらに便利なものもあります。
天気アプリ
まずは天気アプリ。「山の天気は変わりやすい」とはよく言いますが、天候を読みながら用意をしたり、心を準備をしたりするならば、『ウェザーニュースタッチ』などの天気予報アプリは入れておいて損はないはずです。
タイムテーブルアプリ
多くのフェスでは、会場にいくつかのステージが用意されており、同時並行的に演奏が行われています。そのため、お目当ての出演者を効率よく、かつ漏れなく見ていくためにはスケジューリングが必須。『タイムテーブルキット』といった時間割アプリで予定を立てて、フェスの波を泳ぎ切りましょう!また、フェスによってはタイムテーブル機能を備えている公式アプリをリリースしていることもあるので、利用するのもよいでしょう。
待ち合わせアプリ
また、お友達と参加するのであれば、人波ではぐれてしまった時や、ステージ移動での合流に待ち合わせアプリがあると重宝します。位置情報をリアルタイムで検索できる『LINE HERE』などをインストールしておくと頼もしいです。
この他にも着替えやタオル、日焼け止めなど、夏フェスに挑むなら用意したいグッズはさまざま。万全の準備で、熱い夏を楽しんできてください!